飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

集英社スーパーダッシュ文庫

「パパのいうことを聞きなさい! 18」感想

〈あらすじ〉 想いを込めた告白を受けて、祐太と空の関係は次第に変化していく。パパ代理であった祐太にとって、娘を恋愛対象とするのはとても難しかった。家族に、仲間たちに支えられて二人は、一歩ずつ自分たちの道を探し始める。それは美羽やひな、そして…

「パパのいうことを聞きなさい! 17」感想

〈あらすじ〉 「たかなしひな、しょうがくいちねんせいです!」両親の事故が起こった時三歳だった小鳥遊ひなは、今や元気な小学生になった。いくつもの事件を乗り越えた彼女は姉の空や美羽、保護者である祐太やサーシャの自慢だ。ところがパパ代わりの祐太は…

「クライシス・ギア 5 真相、そして」感想

〈あらすじ〉 特防壊滅――その報せは日本が重大な危機に陥ったことを意味していた。混乱を極める状況下、緋扇財閥を根絶やしにするべく動き出す、失われし財閥の亡霊「虹ノ原」とセブン。最凶のクライシス・ウェポンをふるう虹ノ原、修羅と化したセブンの前に…

「代償のギルタオン 3」感想

〈あらすじ〉 港町シーカポートで対峙するラーンハイム軍と革命組織シュメルツヘイム。この睨み合いに終止符を打つため投入された、ラーンハイム最強のギルタオン――ギッシェルミナ。パイロットは残虐無比。町が滅ぶ可能性すらも秘めている。一方、ヤシャナの…

「パパのいうことを聞きなさい! 16」感想

〈あらすじ〉 祐理たちの一周忌から半年が過ぎ、空は高校生に、美羽は中学生になっていた。サーシャが日本に住むようになったこともあり、小鳥遊家の生活には余裕が生まれ始めていた。そんな中、空が通っていた私立に進学した美羽は、人生で初めての悩みに直…

「神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議」感想

〈あらすじ〉 七年ぶりに故郷、神楽坂に帰ってきた高校生・小森英介(こもりえいすけ)。英介は早速、憧れの女性だった浅野真弥(あさのまや)との再会を果たすため、彼女が経営する「カフェ・GREEN」へと向かう。だが真弥の身体には代々浅野家の子に受け継…

「クライシス・ギア 4 運命の歯車」感想

〈あらすじ〉 「黒の使徒」事件は解決した――表向き。だが逃げたセブンの行方や、「黒の使徒」創始者・和泉田幸雄を殺した犯人など、謎は残されたままだった。霞耶の助言を受けて、全ての真相を知る可能性がある「迦嶋田家」の当主と接触する方法を探し始めた…

「流星生まれのスピカ」感想

〈あらすじ〉 流星革命――流れ星の欠片から無限のエネルギー・流星粒子(メテクル)を生み出す「流星エンジン」の発明は、人間に貧富の差をもたらし、星を持つ者が持たざる者を支配する世界へと一変させた。文明都市セントラルに住む勤労少年・シンは、ある日…

「特別時限少女マミミ」感想

〈あらすじ〉 特別時限少女とは、人の心から取り出した武器で犯罪者を倒す魅惑の魔法少女たち。互いの胸に腕を突っ込み、武器を取り出す際にはとてつもない快感が得られるらしく、非常に官能的な光景となる…。銭ゲバ主人公のマミミはその様子をTVで放送し…

「8番目のカフェテリアガール 2 東京おもてなしサバイバル」感想

〈あらすじ〉 序列一位のグランドキッチンが万年最下位の満天と激突し、一時的にとは言え肩を並べられたことで学食に激震が走った。グランドキッチンが巨象なら、満天は吹けば飛ぶか弱き蟻だった。蟻が巨象に噛みついた大事件。これを〝8番目の奇跡〟と人は…

「勇者サマふたりめ。 ご依頼になった勇者は現在怪電波を受信しているか女の子成分が足りないため、冒険しません。」感想

〈あらすじ〉 魔王により滅亡の危機にある世界。そこには絶大な勇気と強力なパワーで人々を救う勇者がいた。勇者は頼れる仲間と共にパーティーを組み、魔物を退治しながら世界をまわっていく。――そんな、ひとりめの勇者が平和にした町を訪れるふたりめの勇者…

「メサイア・クライベイビィ 〜救世主はよく泣く〜」感想

〈あらすじ〉 人類が重力テクノロジーを発達させ、広大な宇宙に生息圏を広げて数千年。銀河の侵略者「帝国」により滅ぼされた故国奪還を目指す姫君リューン=サデュアルは、一人の少年と出会う。少年の名はヒノ=セレス。後に銀河中で“泣き虫な救世主”(メサ…

「代償のギルタオン 2」感想

〈あらすじ〉 キルクライズを手に入れてから三週間。放浪の身となったライクは海岸線沿いに見つけた港町シーカポートにたどりつく。だが、そこにはとんでもない奴らが潜伏していた! 拉致監禁されるライク。奪われるキルクライズ。一方、町には、軍の巡洋艦…

「パパのいうことを聞きなさい! 15」感想

〈あらすじ〉 愛犬ジュウベエの死をきっかけに、ひなは両親との別離を自覚する。三女の悲しみに直面した祐太、空、美羽を救ったのは、美羽の実母サーシャだった。小鳥遊家で一緒に暮らす事を提案している彼女に、祐太、空、美羽、そしてひなの出す答えとは。…

「俺たちのコミュ力がもはや学園異能バトル ラブorライク?」感想

〈あらすじ〉 イケメンであるが小学校時のトラウマから女性と目を合わせられない『顔だけ男(フェイスマン)』沢屋叶雄(さわやかなお)は、菱(ひし)の実(み)学園のコミュニケーション学科に入学する。だが、コミュケーション学科の同級生達はくせ者ばか…

「クライシス・ギア 3 修羅の分岐点」感想

〈あらすじ〉 心中事件の真相を探るため、ついに終末の探偵に捜査を依頼した慎は、急増するクライシス・ギア犯罪のせいで駆けずり回る毎日だった。事件の陰に「黒の指導者」という存在がいることを知り、慎は「黒の使徒」との関係を調べていく。一方、慎の妹…

「オトメ3原則! 6」感想

〈あらすじ〉 人の心を再現する人工頭脳0システムを搭載したロボット、ラブは闘いの末、姉であるカムイを捕らえた。しかし時を同じくして仲間のロボットえふさんに襲われる。 ラブのマスター、本気の母は、ロボットが0システムの力で乗っ取られている事を…

「オレのリベンジがヒロインを全員倒す! 」感想

〈あらすじ〉 物理法則を超える力、オリジン。最強の【星のオリジン】の使い手だった主人公・迅は、仲間だったはずのヒロイン達になぜか力を奪われた。裏切り者の少女たちに鉄槌を…、そうリベンジを誓うとき、迅はエロスの鬼と化す…!全ヒロインを倒すバトル…

「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」感想

〈あらすじ〉 大白日(セリカン)帝国――野球の巡業で身を立てていた白日(セリカン)人が興(おこ)した国。その皇帝(スルタン)暗殺の野望を胸に秘める少年・海功(カユク)は宮廷に入りこむため、少女に扮(ふん)して後宮(ハレム)の一員となる。新入り宮女とし…

「つくも神は青春をもてなさんと欲す」感想

〈あらすじ〉 第12回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞作! 物の修理が得意な骨董品屋生まれの高校生・物部惣一のもとへ、ある日祖父から茶釜が届く。その正体は付喪神という道具が精霊と化したものだった。幼い少女の容姿をしたその付喪神に「つくも…

「パパのいうことを聞きなさい! 14 」感想

〈あらすじ〉 季節は梅雨。肺炎で倒れた祐太も回復し小鳥遊家は明るい空気に包まれていた。 最近ひなが「だおー」と言わなくなって心配したりはしているものの、久し振りにのんびりした生活を送る三姉妹。だが大切な家族である老犬ジュウベエは次第に食事も…

「代償のギルタオン」感想

〈あらすじ〉 『代償』を支払うことで、特殊な力を発揮する巨大人型兵器ギルタオン。 世界は、この呪われた兵器によって、戦争への扉を開くことになった。 国の治安は悪化の一途をたどる。それは、主人公ライクの住むルトニザーノも例外ではなかった。 暗澹…

「ガリレオの魔法陣」感想

〈あらすじ〉 科学(ホログラム)が魔法(サークル)を技術(プログラム)にしたCircle Hologram(サークル・ホログラム)--それは多層レイヤー構造で描かれたDTP魔法陣と立体映像技術の進歩により生まれた最先端のテクノロジー。 光の模様によって空間エネルギー…

「黒猫の水曜日 4 Live and Die on this Day」感想

〈あらすじ〉 各地の戦乱に介入し続ける十河正臣と《黒猫商会》に対し、ついにコンスタンティン・インダストリィ(CI社)による本格的な報復が始まった。最先端の科学技術を動員した強化兵士の襲撃に戦火に包まれる櫻谷学園。そんな中、仲間たちと合流せんと…

「クライシス・ギア 2 沈鬱なる青」感想

〈あらすじ〉 人間の危機本能に呼応する「クライシス・ウェポン」の使い手、九重慎。 セブンとの激闘を繰り広げた緋扇家襲撃事件のあと、慎は「黒の使徒」が今度は六大財閥のひとつ八芒家へと攻撃を開始したことを知る。八芒家は財閥による共闘組織「五撰陣…

「黒猫の水曜日 3 Nothing is what it seems」感想

〈あらすじ〉 隠匿された大量破壊兵器を捜索せよ-- 武器商人の《黒猫》こと十河正臣の護衛を務める篠原禊。類稀な戦闘力を誇る彼女だが、とある事件を契機に自らの記憶が捏造されたものと聞かされ、その心は揺れていた。そしてCIAから依頼された大量破壊兵器…

「オトメ3原則! 5」感想

〈あらすじ〉 記憶と心を取り戻したラブ。喜ぶロボロボ部のメンバーだが本気の母だけは手放しで喜んではいなかった。 父の行方不明もあり、本気と遙に別々に住むように言い渡す。 抵抗する本気だが、それに賛成したのは遙だった。しかも、ラブは本気の家で一…

「止まらないで自転車乙女」感想

〈あらすじ〉 「誰だって自転車くらい乗れるのは当たり前」高校生・秋山陸の思い込みを木っ端みじんにしたのは、名門女子校『白輪館女学院』中等部に通うお嬢様たちだった。 乗れないのに情熱的で自転車好きの千晶。高飛車で自転車を見下す沙羅。男性&自転…

「六花の勇者 4」感想

〈あらすじ〉 「七人目」の脅威がいまだ残る六花の勇者たちは、ドズーの話から、テグネウの策略の一端を知る。 「黒の徒花(あだばな)」とよばれる聖具が、「七人目」に関する重大な手掛かりであるというのだ。 アドレットはその聖具が造られた神殿へ向かい…

「パパのいうことを聞きなさい! 13」感想

〈あらすじ〉 ひなが少し風邪気味である以外は今までにないくらい平和な日々が続いていた。仁村の不在を除いては。 あまりに顔を出さない仁村に業を煮やした祐太は、懐かしい六畳間まで足を運ぶ。そこで祐太が出会ったのはお風呂上がりの美少女だった。 大人…