飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「変愛サイケデリック」感想

変愛サイケデリック (電撃文庫 ま)

変愛サイケデリック (電撃文庫 ま)


「愛し方に間違いはあっても『誰かを愛する』という気持ちは間違いじゃないんだって」

『変動変質する現代恋愛における男女の思考及び行動を考察することにより人間の本質をそして人間の未来を研究する部』
略して『変恋部』と呼ばれ、変人ばかりが集まる部の部長である彩家亭理子と、『死にたがりの宇宙人』というあだ名通りの死にたがりで無感動な神宇知悠仁。
そして二人の周囲に集まる、これまた変わった人々。

学校中の生徒から『変人』のレッテルを張られ、実際変わった言動を取る彼等であるが、内に秘めているのは『ヒトに嫌われたくない』という人として当然の感情。

ただひとり『ヒトに嫌われる』ことを恐れず真っ正面から人の心に踏み込んでいく理子の姿が清々しい。

最初は奇をてらった内容なのかと思ったが、ごくごく素直な青春物語です。