飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「可愛くなんかないからねっ! 」感想

可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)

可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)


「ハル、人には向き不向きっていうのがある。お前は、男の子に向いてない」
「性別に向き不向きなんてないよっ!」

シコルスキーさんイラストのライトノベルと何故か波長の合わないため発売日に購入を見送っていたけど、先入観だけで作品を決めつけるのは良くないのとオススメされたということで手に取りました。
内容の方は所謂『男の娘モノ』、というのとは違うような。ハルは女の子のような容姿と性格だけれども、幼いときに出逢った初恋の娘に再会した時に備え、男らしく頼れる人に成りたい…と奮起するもなかなか上手くいかない。親友の武一が女らしさ全開の男友達にドギマギするのを正直に言うのが、ある意味男気ある姿だと思う。この手の『女の子みたいな可愛い男の子』が出てくる物語は、本人の考える男らしい振る舞いが、周囲の男を女性以上にドキドキさせる様が見せ所。なので武一の反応や、男ではないが妹の万里のリアクションが面白すぎて、本筋の砂原さんのお仕事と進行するにつれて上がるシリアス度が霞む。
もっと武一や万里の出番を増やして、ハルの可愛さをアピールして欲しいな。