飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「寄生彼女サナ」感想

寄生彼女サナ (ガガガ文庫)

寄生彼女サナ (ガガガ文庫)


「日本海裂頭条虫のパラシスタンス、サナだ! 今日からお前の腹に寄生することになった。よろしくな!」

『寄生彼女サナ』というタイトルを最初見たときはどんなグロテスク内容なのかと構えていたら…良い意味で裏切られました。
うっかり特殊な寄生虫が入った魚を食べてしまった唐人のお腹の中から飛び出してきたのは、全裸の美少女にして進化した寄生虫サナダムシのサナ。唐人の腸の中にサナの本体が寄生し、分体である美少女型のサナが『宿主』唐人の栄養摂取を補助と唐人自身を守るために活動を始めるのだが、そこに唐人を愛する従妹の桜が加わって平穏な日常がメチャクチャに…な寄生系ラブコメディ(らしい)です。
サナにしても桜にしても元気溢れる女の子達がガンガン唐人を攻めるため、サナと桜(ボケ)と唐人(ツッコミ)の会話が軽快で序盤から飽きることなく読み進められた。特に正ヒロインのサナをも上回る無茶苦茶な言動を繰り返す桜の存在が一層『寄生彼女サナ』を盛り立ててくれる。従兄の『童貞』が欲しいと豪語しちゃう従妹って…
主人公の唐人は二人のヒロインに流されているところがあり、後半サナの秘密を知って動揺して怒りをぶつけてしまったのは情けないなあ、と。終盤取り返したのでまあ良いか。
『寄生彼女サナ』はこのままシリーズ化して欲しい。桜大好きや!