ライトノベルのナンバリング(巻数表記)について
いつぞやTwitterで呟いたことですが、『ナンバリング(巻数表記)のないライトノベル』について改めて考えてみました。
ナンバリングがないと、まずどれを買って良いのか分からない。あるいは間違えるんですよ、ホント。
実際、『魔術士オーフェン』に手を出した際、ナンバリングがないため、2巻に当たる『我が命にしたがえ機械』から買ってしまい首を傾げながら読んだ苦い思い出があります。ちなみに1巻は『我が呼び声に応えよ獣』です。
それと中学生の時に読んだ『ブギーポップ』『フルメタル・パニック!』は友人に何から読むか聞きながら買いましたね。今でこそタイトルで何巻に当たるか分かるようになりましたが、やはりそれはその作品が好きだからであって、新規でナンバリングのない作品に手を出そうとする人は混乱しますよ。フルメタは新装版だと巻数表記があるのはその点を考慮したのかと。
巻数表記のない作品が売れない訳ではないのは上に並べた作品で分かりますし、最近では『涼宮ハルヒ』シリーズがある訳で。ただ涼宮ハルヒの場合はアニメという強力な宣伝媒体があったからこそ、というのも考えないといけないかな。
ここ最近のナンバリングのない作品で人気があるのは『ココロコネクト』ですか。ナンバリングの代わりのサブタイトルも似通っていて分かりにくい…いや、内容は良いんですけどね。その分、この分かりにくさが残念でならない。
中高生の時分はナンバリングのない作品を「カッコイイ!」と思っていた時期もありましたが、大人になって視野が広がると無駄に敷居を上げている気がしてならない。誰も彼もがしっかり下調べをしてライトノベルコーナーへ行く訳ではないんだよ…
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