飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「うちの魔女しりませんか? 2」感想

うちの魔女しりませんか? 2 (ガガガ文庫)

うちの魔女しりませんか? 2 (ガガガ文庫)

「別にどんな顔をしていようと、俺は俺だし、ヒメがどっから来ようと、緑色の血が流れていようと、ヒメはヒメだ。魔女とか人間とか、俺には関係ないってことだ」

『絶滅危惧種の魔女が絶滅した』という設定だけで、1巻とほぼ関係のない作りになっている。それでも小さな魔女と少年が出逢い、少年が成長していく物語の流れそのものは変わっていなかった。
この物語に胸をドキドキさせるような展開はないけれど、魔女のヒメと孤高の不良少年・敦也が過ごす何の変哲もない日常と内面の変化の描写が魅力。魔女として生きてきたヒメが、世の中には常識と思われていること、仕方がないと思われていることに対して素直に疑問を口にし、ぷんすか怒る小さな魔女が可愛い。
イラスト担当のCUTEGさんの描くヒメも可愛く、この作品に良く合ってる。