「未来少女エモモーション 1」感想
未来少女エモモーション1 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 飯田のぎ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/08/23
- メディア: コミック
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「わたしが来たからにはパパはもう結婚できないよっ」
「は――?」
「だってわたし……」
「ママのフラグをへし折りにきたんだもん」
MF文庫J『機巧少女は傷つかない』の海冬レイジさん原作ということで読みました。
未来からやってきた美少女モモは主人公ハジメの娘だった。しかもパパ(ハジメ)を愛する余り、将来パパと結婚する女性――つまりモモのママとの『フラグ』をへし折って結婚を阻止しに来たという自分の存在を否定しかねないぶっとんだ設定が良い。
とはいえモモはママの顔を覚えていないため、ハジメに接近する女性とのフラグを片っ端から未来のアイテムを使って次々破壊しようとするのだが、モモの行動が余計なフラグを立てているように思えるのは僕だけでしょうか。ヘタレなハジメは放っておけばフラグを立てるような行動は取れないだろ(笑)
フラグをへし折るため暴れ回ったおかげ(?)で、もっともママに近いと思われる安曇野さんとフラグが立ってモモ完全に自爆。しかし安曇野さんがママだった場合、藤ヶ谷さんや妹ちゃんの方がある意味ヒロインらしいので意外と言えば意外かも。
安曇野さんの告白をハジメがどうするか、またモモがどうへし折るのか2巻が楽しみ。