飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「G.L. 2 〜ブラを買いにいったら男に戻れなくなったので、とりあえずキスをしてみた!〜」感想

「地球を守りたいんだっ!」
全ての祈りを捧げる。
「みんなを助けたいんだっ!!」
全ての想いを叫ぶ。
「マリアと一緒にいたいんだっ!!!」
そして全ての感情を天叢雲にぶつける。
「だから……だから…………………応えてくれっ!! 天叢雲っっっ!!!」

1巻はTSモノだと思って読んでいたら、途中元に戻れる設定があることが分かり落胆しましたが。
2巻で見事にバケた。いや、面白かった!

ミツヨシの義妹でありテロ組織ラビッツのエージェントであるギセンの罠によって、任意で男に戻る手段を失った伊織(=隼人)。そこへラビッツによる地球への隕石落としが行われるが、天叢雲を使えないため対抗出来ず、このままでは地球が滅びる。この危機に対して、伊織にストレスをかけて隼人に戻し天叢雲を使えるようミツヨシが奮闘するお話です。

伊織とミツヨシがマリアに強引に誘われてブラジャーを買い、三人で試着室で上半身全裸も大概ですが。伊織にストレスをかけるミツヨシの行為…これが思った以上にエロかった。
伊織を興奮させるため、ベットを共にする二人がキス(それもディープなアレです!)どころか、胸を触るなどする百合ップルの姿に読んでいてドギマギ。ミツヨシが恥ずかしがりながらも積極的に伊織とコトに及ぶ様がもう可愛すぎて死んでしまう!
とにもかくにも、ミツヨシ回。結局、男に戻れる設定そのものは残っているが、ミツヨシの可愛さにもうそんなの関係ねえよ!
伊織(=隼人)への恋心を認識したミツヨシ。それに応えるように、天叢雲を使い地球を救う隼人。お約束の熱さも良かった。
このカップルからもう目が離せないっ!(認定)

…あれ、護衛対象のマリアの存在感が…薄い。