飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

アイドルマスター「#17 真、まことの王子様」感想

カッコイイ真がとにかく可愛かった真回。前回の響回のこともあって不安に思っていたが、真の可愛いさを余すことなく伝えた良いお話でした。その分、響の話が残念さが際立つ。響は犠牲になったのだ!ファンから王子様と呼ばれ、自分が成りたかったアイドルとは真逆の道を進んでいることに悩む真。今までの話で真のお姫様願望は伺えたものの正直真が可愛くなる姿が想像出来なかったし、実際15話のフリフリドレス姿の真に引いた。けれど自然体でプロデューサーとデートをする真は間違いなく『女の子』で『お姫様』でしたよ。アイドルとして『お姫様』にはなれないけど、自分と同じ願望を持つ女の子に夢を魅せてあげることが出来ると思い、なりたい自分を見つける真はやっぱり格好良かった。ただ不満だったのは真回だったのに雪歩の出番がなかったこと。まあ雪歩が出てくると真が完全に王子様になってしまい物語が進行しなくなるので仕方がないよね。しかし響回ほどではないが、今回もジュピターが物語に絡んできて、やはり男性アイドルが女性アイドルに敵愾心を持つ描写は違和感ある。黒井プロにアイドルとして勝利するんだろうけど、それにしても黒井プロの行動は見ててイライラしてしまうなぁ。それと今回も千早の家庭関係の描写があり終盤千早に関する大きな話を入れてくるんだろうな。