「デート・ア・ライブ3 狂三キラー」感想
デート・ア・ライブ3 狂三キラー (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 橘公司,つなこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: 文庫
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アニメ化決定おめでとうございます!
富士見ファンタジア文庫最速でのアニメ化企画進行中のようで…アニメ化するとは思っていたけど1巻発売から一年も経たずに発表されるとは予想外でした。アニメにしても受ける作りになっているので期待したいです。
突然士道の高校に転校してきた『最悪の精霊』狂三。対精霊戦闘で強力な力を発揮する、士道の実妹を名乗る少女真那。新たな二人のキャラが加えて、より一層士道の日常生活がギャルゲーと化す。ギャルゲーの日常でもっとも株価を上げたのは間違いなく十香。既に士道にデレデレの彼女の可愛いさと愛おしさは最高値を指す。また実妹の真那の登場により『妹ポジション』が危うい琴里の実妹義妹戦争も注目。
普段は聖霊をデレさせるために行動し和気藹々といった感じの展開なのに、一転して残酷な展開に移行するのはこの作品の持ち味。この状況の転換時の背中がゾクッとする感覚は堪らないよ。殺しても生き返り続け狂気に支配される狂三を、殺し続けることで心を擦り減らして行く真那の姿が少ない。狂三を、真那を救うべく行動する士道であったが、その想いを叶えられず終わってしまう…そうなりかけたラストシーン。
これは予想してなかった。やられた!
ああ、橘さんのドヤ顔が見えます。この展開は燃える。そしてこの引き酷い酷すぎる!早く続き読ませろ!