飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ハイスクールD×D 11 進級試験とウロボロス」感想

ハイスクールD×D 11  進級試験とウロボロス (富士見ファンタジア文庫)

ハイスクールD×D 11 進級試験とウロボロス (富士見ファンタジア文庫)


ついにイッセーの『正妻』の座についたリアス。
このままバカップル街道を爆進、と思いきや他のヒロイン達もちゃんと食らい付いてきて良い良い。

前回までの流れが一段落したイッセーハーレム。
更なるイッセーの成長のステップとして中級悪魔への昇格試験を受けることになり、また他のグレモリー眷属の仲間たちも己を鍛えるためにそれぞれ修行へ出る。そんな前に進み始める仲間たちの中で小猫ちゃんだけは『発情期』に入りイッセーの子供を身籠もろうとするも、まだ幼い小猫ちゃんに子作りは早いという周囲の忠告を聞き、鉄の意志で我慢するイッセーさん尊敬します。身体だけでなく心(理性)の訓練も強いられるとは。小猫ちゃんもまた発情期を通して姉である黒歌との確執を薄めて良かった。物語の展開の方はようやく本筋に戻ってきたようで『禍の団』の内紛に巻き込まれる。何だかんだで結局おっぱいパワーオチなんだろうな、と予想して大まかには当たったものの、まさかの意外な展開に。いやいやこれは酷い引きだろ。続き気になる!

しかし木場さんに視点がバトンタッチしてその内面を読むと、彼は本当にホモホモしいキャラなんだと感じる。