「RIGHT∞LIGHT 2」感想
- 作者: ツカサ,近衛乙嗣
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/02/17
- メディア: 文庫
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これは…シリーズ屈指の表紙イラストだッ!
陽名かわいいよ陽名。
アリッサが英里香を弟子に取ったものの、このまま彼女に魔法を教え続けて良いかどうかの判断を仰ぐため、アリッサの母であるヴェルに逢いに『方舟』に行くことに。アリッサと英里香に同行するという仲間たちの中、陽名だけは拒否。そしてその帰り道、啓介は陽名に想いを告げられる。陽名の想いを胸に、『方舟』にやってきた啓介はそこで英里香を中心にして起きた出来事から、再び『非日常』が始まるのを感じる。
啓介とアリッサと友月。この三人の間柄をヤキモキしながら見ていた陽名が、ついに本格参戦。正ヒロインの二人よりも、陽名の方が断然目立っているのは。啓介の陽名への答えは予想出来ていたことで、陽名の答えは期待通りといったところか。陽名が啓介に想いを告げることでゆっくり…本当にゆっくりと関係を結んでいる三人の関係が加速すると面白いんだけどなあ。正直、今回の陽名の『強さ』を見てしまうと、彼女に傾倒している自分がいる訳ですよ。一方、本筋の方はというと、英里香が無自覚に今後物語の中心を歩む予感が。アリッサのために英里香を排除するか、それとも英里香を護るのか。相反する想いに板挟みにされた啓介は、どんな行動に移るのか…ようやく物語が動き出す。