飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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勝手気ままにライトノベルの感想を書きます

『第一回ラノベ好き書店員大賞』が終わり、ひとりの元ラノベ好き書店員が思うこと

先日『第一回ラノベ好き書店員大賞』の結果が発表されました。
主催者であるトランペさん。そして協力した全国のラノベ好き書店員の皆さん。本当にお疲れ様でした!

自分が書店員でないのが悔やまれるほどの盛り上がりでした。ライトノベルレーベルを持つ出版社・編集側にも届くほどで正直驚いてます。この「成功」をもとに第二回、第三回と続けていき更に多くのラノベ好き書店員を巻き込んでいって欲しいです。

僕もラノベ担当として書店員をやっていた時期が一年ほどあります。それほど長い期間ではないし、大型書店とはとてもいえない規模の店舗での担当でしたが「売りたいライトノベルが売れない」苦渋は十分すぎるほど味わっています。自分の好きなライトノベルが売れるライトノベルとは限らない。そう思い、溜息をついて、好きなライトノベル…売りたいライトノベルを展開し続けるのを諦めた。これはラノベ担当書店員なら誰しも味わうことなのだと…そこで話を終わりにしてはいけなかった。『ラノベ好き書店員大賞』には「売りたいけど売れないライトノベル」をどう売るか。それを提示している。ひとりで売れないのならみんなで売ればいい。同じ想いを抱く、全国のラノベ好き書店員たちと!

『ラノベ好き書店員大賞』として全国のラノベ好き書店員たちが売りたいライトノベルを展開する。その広がりはもうひとつの可能性を持つと、僕は思う。ライトノベルのことがよく分からず、ただ業務として担当している書店員たちが、フェアを開催できる。出版社から送られてくる拡材に従って、アニメ化するライトノベルばかりを展開する個性のないラノベコーナーを彩る…これは他のライトノベルのランキング企画でも出来ること。しかし『ラノベ好き書店員大賞』はその名の通り、書店員が主導してやっている企画。これだけ広い世の中だ。書店員主導のこの企画に興味を持ち、受賞作に触れて、ラノベ好きになった書店員が次は参加してくれるかもしれない。そんな期待があります。またひとりのラノベ読みとしても、新たなラノベ読みの誕生は心から嬉しいことでもあります。

以上僕の妄想でした(笑)
まあここまで堅い(?)お話できたので以下は『ラノベ好き書店員大賞』の上位ランキングを追いながらコメントといきましょう!

《1位》
GA文庫『のうりん』(著:白鳥士郎)

のうりん (GA文庫)

のうりん (GA文庫)


チアーーッ!…間違ったこれ前作『蒼海ガールズ!』の台詞でした。
と、いうことで『蒼海ガールズ!』を読んでいた頃から1位になると思ってましたっ!
オススメとして良く挙げられるラノベではありますが、まだ足りない。まだまだ売れる。
ある程度読んでいる層には認知されているけれども、アニメ化作品を中心に読んでいるライト層にアピールしていきましょう。

《2位》
ガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(著:渡航)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)


渡航はワシが育てた(キリッ
そう言えるチャンスですよ、チャンス!
これからメディアミックス展開が期待される、通称『俺ガイル』はこのブログで何度もオススメしている作品。それだけ大好きな作品です。
俺ガイルでラノベ絵師デビューし羽ばたいたぽんかん(8)さん。
ぽんかん神はワシが育てた(キリッ

《3位》
電撃文庫『雨の日のアイリス』(著:松山剛)

雨の日のアイリス (電撃文庫)

雨の日のアイリス (電撃文庫)


《4位》
ファミ通文庫『東雲侑子は短編小説を愛している』(著:森橋ビンゴ)
東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)

東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)


『ラノベ好き書店員大賞』作品だいたい読んでるわー。
つまり全部は読んでません。『雨の日のアイリス』『東雲侑子は短編小説を愛している』の二作品は読んでません!
読めばいいんでしょ、読めば!ムキー!(何故か怒りながら)
まあアレですよ。僕のように良作品として認知しているものの、キッカケがなくて手を出さずにいたラノベ読みには良い機会になった訳ですよ。
よし、綺麗に纏めた!

《5位》
集英社SD文庫『六花の勇者』(著:山形石雄)

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)


いやあ、良いところ突いてきましたね!
口コミで「面白い!」と広まるだけあって、満点をあげたいライトノベル。
が、個人的には硬派な印象を受ける宮城さんイラストの表紙は手に取りにくい気がします。
そんな不安を払拭するのに、あるいは背中を一押しするのに『ラノベ好き書店員大賞』の看板が一役買ってくれる…はず!
『六花』の読み方は「りっか」ではなく「ろっか」で確定です?

上位ランキングに対するコメントはこんな感じです。
ちなみに『ラノベ好き書店員大賞』で票を獲得しているものの、ランキング入りはしていない僕の「売りたい!」ライトノベルはこれ。
集英社SD文庫『獅子は働かず聖女は赤く』(著:八薙玉造)


『スレイヤーズ』『魔術士オーフェン』といった作品は読んでいたが、最近はライトノベルから遠ざかっているなあ、という方に是非読んで欲しい。
旅から旅へのファンタジー。富士見黄金期を生きた読み手ならツボにはまると思います。
その辺りをアピールして全国にラノベ好き書店員さんには展開して売って頂きたい。というか売ってよ!

最後に僕が考える『ラノベ好き書店員大賞』の欠点をお教えします。
それは、

僕に投票する権利がないことです!

すいません、ちょっと冗談を言ってみたかっただけです。反省してます。
しかし『ラノベ好き書店員大賞』に投票する権利を得るために書店員になるのも…ありかな!!