飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「クロス×レガリア 嵐の王、来たる」感想

クロス×レガリア  嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)

クロス×レガリア 嵐の王、来たる (角川スニーカー文庫)

〈あらすじ〉
千円ボディガード戌見馳郎と、その助手にして可憐なる最終兵器ナタ。今度の仕事は、馳郎の妹であるリコを護ること!? 
風を操り冷酷な攻撃を仕掛けてくる敵に対して、馳郎のとる秘策は……。興奮加速の第2巻!

ナタを護るために今まで拒んできた『白鳳』の力。今回は『白鳳』を受け継いだことで、変わり始めた馳郎の運命を描いている。
前回終盤に颯爽と登場した義妹のリコが今回は大活躍。早々の活躍と、どういった気質の人物か知れて満足です。やはりこの手の妹は兄想いでないとね。しかしハッキリ物を言う性格ではあるものの、こと兄と自分の私生活についてだけはモジモジとして言い出せない姿がいじらしい。兄妹仲を察して助け船を出すナタさんナイス。そんな兄妹に突っかかってきたのが『白鳳六家』のひとつ、空家の北斗。風を操る『おに』の力を行使し襲い掛かってくる北斗からリコを護るために、いつも通り千円で用心棒を担う馳郎の熱さが今回も宜しい。単に『白鳳』の力が欲しいために馳郎たちに対峙していたかと思っていたら…なるほど、本当の理由は驚くほど分かりやすい。敵は北斗ではなく、北斗の大切なモノを踏みにじりたくて仕方ない兄・空隼人。最強の『おに』の力を持つ隼人は、北斗の大切な人…幼なじみのリコを壊そうとする。その隼人から、北斗とリコの想いを護るため絶対不利な状況で助手ナタとともに戦いを挑む。『白鳳』の力をこれでもかと注ぎ込み、隼人の全力を晒し、ナタの封じられていた鬼宝を呼び覚ます、と。馳郎とナタの信頼関係、絆を見せつける戦いになったなあ。怒濤の熱い展開ではあったけれど、一番驚いたのは北斗の性別ですか。北斗はリコを友人として大切に想ってたんですよ!と、いうことは北斗も馳郎狙いになりそうなんですが…。
計画性のない隼人をけしかけた人間がいるのはなんとなく分かっていたけれど、『白鳳』の力と向き合う馳郎の敵は多い。北斗のような味方を増やしていかないとね。
今回ほとんど出番のなかった蓮花の活躍は今後見られるようなのでほんと楽しみなシリーズですわ。