飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「僕と彼女のゲーム戦争 3」感想

僕と彼女のゲーム戦争3 (電撃文庫)

僕と彼女のゲーム戦争3 (電撃文庫)

〈あらすじ〉
杉鹿まどかの加入で、ようやく四人のメンバーを揃えることができた、現代遊戯部。ついに夢への第一歩を踏み出した彼らが向かったのは、ジャパン・ゲーム・バトル・チャンピオンシップ──通称JGBCのチーム戦が開催されている会場。チーム戦ならではの難しさに直面しながらも奮戦する現代遊戯部の面々! そして岸嶺は試合会場で、意外な少女と運命の出会いをするのだった……!?
電撃マオウ7月号からコミック連載もスタートする、いま注目のシリーズ。第三巻となる今回も、あの人気ゲームが実名で登場するぞ! 乞う、ご期待!!

毎度のことではあるけれど、読んでるとほんとゲームがやりたくなる作品だよな!
今回はチーム戦をメインに据えたお話。みんなで協力し勝利を分かち合う感覚は最高です。しかしチーム戦で真っ先にやるゲームがまさか『ガーディアンヒーローズ』とは…ええ、XBOX360版はダウンロードして僕もプレイしました。そしてセガサターン版では友達とワイワイ言いながらやった楽しい思いでもあるゲーム。岸嶺たちがランダムでキャラが決まる不条理さに振り回されながらカオスバトルに身を投じる感覚が懐かしくて死にそう(笑)市民ネタは絶対やると思ってました。
3巻から登場の幼馴染にしてアイドル声優の鷹三津宮美。ゲームも得意な『セガっ娘』でもある彼女がついにヒロイン戦争に参戦。天童はともかく、まどかの反応はお約束というか見事ツボついてくるなあ。それに張り合う宮美も素晴らしい。『ファミリーフィッシング』をやってる際のピンク色といったら…岸嶺、俺と変われ!いや、変わって下さいお願いします。
そして今回、チーム戦ということでライバルである『駿河坂学園電子遊戯研究部』が姿を表す。プライドの高い女性陣がまた良いですなあ。『エースコンバット アサルト・ホライゾン』でのドッグファイト…現代遊戯部のチームプレイが光、勝利を収める。しかし岸嶺のプレイヤースキルは玄人を直様超えるから恐ろしい。
宮美が部員に加わり、ライバルキャラたちもお目見えして益々今後の展開に目が離せない。次は『格ゲー』ですか。またやったことあるゲームが出るといいな。