飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「RIGHT∞LIGHT 3」感想

RIGHT∞LIGHT 3 (ガガガ文庫)

RIGHT∞LIGHT 3 (ガガガ文庫)

〈あらすじ〉
「英里香が世界を“おしまい”にしてしまう」その不穏な言葉に彼女との接触を試みる啓介。心当たりを回って英里香との合流に成功するが、そこで啓介はかつての宿敵エノク=ケテルとも再会を果たす。彼の口から語られる一千年前に世界を終わらせようとした魔術師の逸話。エノクの到来は美傘市に争いの嵐を呼び込み、啓介たちも否応なく巻き込まれることになっていく。だが、その一方で嵐は、天涯孤独だったツグミの境遇に大きな変化をもたらす……。因縁の再会と運命の邂逅。これらが紡ぎ上げる未来とは?
動き出した歯車は止まらない――。

前回の引きもあり今回は完全シリアス路線で行く…かと思いきや、陽名ちゃんのアリッサ・友月への宣戦布告からツグミも参戦してきて啓介の情けないまでの慌てようときたら。冬上さんの言うとおり、啓介は男のクズですなー。女の子の『本気』の告白を受けて、心に決めた恋人たちがいるのに言い返すことが出来ないのは駄目すぎるがそこが啓介らしいとも言える。うん、やっぱりクズだわ。しかし冬上さんは登場初期とは見違えるほど常識人に落ち着いたな。このシリーズの良心ですよ。
陽名ちゃんの宣戦布告を真っ正面から受けることになった友月。動揺からか、彼女の計画がボロボロと。啓介の妻になる計画を着々と進めている友月さんしたたか。アリッサが知ったら怒りそうだ(笑)
第二部の鍵を握る人物、英里香。彼女のキャラクターと「世界のおしまい」がどうにも結びつかないが、父親の倉野・陽名・由衣といった面々が英里香に対して不吉なことばかり言ったり、実際彼女を狙ったと思われる事件が起きたりと何らかの秘密を有しているのは確か。まあ由衣に関しては嫉妬のせいもあるけれど。英里香と「世界のおしまい」は無関係と思いたい啓介であったが、3巻でこれまで出番のなかったアリッサによって「祖父が英里香を殺そうとしている」情報がもたらされる。このとんでもない展開に対して啓介はどう対抗するのか…それと復帰したアリッサを交えて一夫多妻問題はどう拗れていくのかを期待したい。