飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「JSが俺を取り合って大変なことになっています3 」感想

JSが俺を取り合って大変なことになっています3 (一迅社文庫)

JSが俺を取り合って大変なことになっています3 (一迅社文庫)

〈あらすじ〉
俺は降三世天命。4人ものJSをはべらす犯罪者予備軍だ。そんな俺に悪魔が囁いた。
「おまえ、もうロリコンでいいんじゃね?」
「そっか〜、幼女なら選び放題だもんな」
するとマイ天使・雪奈……じゃなくて波瀬瑠がやってきて
「それはいけないわ。あなたとデートして、ロリコン矯正してあげる」
というわけで、遊園地デートすることになった俺たちだが……。
ちょっと待て、この原稿改ざんされている!?

ロリコン道もすっかり板についてきた天命。
妹がラブレターを貰ったと聞いては悪夢に魘され、蛍奈の不審な行動を「援交だ!」と思い込んで町中走り回ったりと独占欲がかなり危ない状況に。少女たちはそんな変態的な天命を拒絶するどころか受け入れるのだから更に危ない。

「そろそろこいつ、犯罪を犯すのでは?」
同級生ヒロインである雪奈と波瀬瑠が危機感を抱くのは当然。いや遅いくらいですよ!
一見を案じた雪奈に発破をかけられて、イヤよイヤよと言いながら天命とデートをすることになった波瀬瑠さんの可愛いこと可愛いこと。この作品で一番女の子らしいのは波瀬瑠。これは間違いない。とはいえ、この作品はロリコン万歳ラノベのため、そのまま波瀬瑠ルート一直線といかないと分かっているのが…波瀬瑠さん、可哀想な娘!

ロリコンハーレムものとして安定感が出て来ただけに、はてさてどうオチをつけていくのか?
誰かに決めてしまうのは完全アウトだからなあ…(笑)