「EIGHTH 9」感想
- 作者: 河内和泉
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/10/22
- メディア: コミック
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〈あらすじ〉
ルカが無事生還し、平穏になったかと思われたエイス研究所。
だが今度は、ナオヤがバチカンに行く前にエイスを辞めると宣言していたことがここへきて問題となる。
そしてまた、エイスに潜入していたライバル企業のスパイが動き出し…。
待望の新章スタート!!
ルカ単独表紙の圧倒的存在感…ごくり。
バチカン編が終わり、新章へと流れる今回のお話。
エイスを辞めてでも、りおとセルシアを救うために飛び出したナオヤの立場を皆が気遣う。同じく立場が曖昧になっているルカも、セルシアと一緒にいるため選択を迫られる。
「お節介はあいつもやったことだ。貴女がやって悪いことはないだろう」
ナオヤの立場に悩むセルシアに、エイスに入る決意をしたルカの言葉。
エイスに残りたい気持ちと、ケジメをつけなくてはならない想いに挟まれているナオヤをサポートするのは何も悪いことではない。それを頼めば、ナオヤが断るだろうことは予想できるが、そもそもナオヤの世話焼きが招いたことだから。ルカは空気読めないのかどうなのか時々分からなくなるよ(笑)
前回から流れで影を潜めているもうひとりのヒロインであるヒカルは、親友としてセルシアの心を支えているのが良いねえ。
真理さんの状況操作の力は流石です。
思い悩むターンから、怒涛の新章突入。エイスを潰そうとしているアストライアとの戦いに、ナオヤはどんな立ち位置で挑むのか…。