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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「暗号少女が解読できない」感想

暗号少女が解読できない (集英社スーパーダッシュ文庫)

暗号少女が解読できない (集英社スーパーダッシュ文庫)

〈あらすじ〉
転校早々、自己紹介で大失敗をし、クラスで孤立してしまった少年・西村。
孤独と戦う彼に唯一話しかけてくれた美少女・沢渡遙かから突然の告白と共に渡された手紙。
そこに書かれていたのは愛の言葉……ではなく、なんと暗号文!
男子生徒憧れの存在・沢渡さんは暗号に情熱を傾けるちょっと(?)不思議な女の子だったのだ!
沢渡さんの難問奇問は西村とその妹や幼なじみまで巻き込み、必要以上にスリリングな学園生活が幕をあける――
沢渡さんの手に掛かればパンツだって暗号になる!?
そして西村は謎だらけの暗号少女の心を解くことができるのか!?

暗号が大好きな少女と、そんな彼女に振り回されることになる主人公。
各エピソードごとに暗号文が提示され、驚くほどの記憶力を持つ主人公が解読にかかるのだが、その暗号の中には少女の「想い」が含まれていて、青春の良さを感じさせる物語だった。

転校早々、自己紹介に失敗したことからクラスで孤立することになった主人公の西村拓実。深く落ち込む拓実に唯一声をかけてきたのが、クラス委員長である沢渡遥だった。
しかしこの見た目は美少女の遥は、記憶力バツグンの拓実を気にいると、大好きな暗号文を解かせて遊び始める不思議なヒロイン。遥の奇行に驚きながらも、満更でもない調子で次々暗号を解読していく。暗号の中には遥の女の子らしい想いが練りこまれていたりして、拓実を暖かい気持ちにさせる。

そんな二人の暗号を介しての交流。あるいは各エピソードごとに登場する他ヒロインとの距離を縮めたりと、スタートこそ悪かったものの、順調な青春を送る拓実が羨ましいような。でも頭の回転の遅い僕には暗号は解けないと思うので、拓実と同じ青春を送るのは無理ですね(笑)

全ての暗号に対してしっかり答えがある訳ではなかったので、暗号のヒントを得たら読み返し自分なりに納得してから読み進めると楽しいと思う。