飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「放課後は無敵ですが、何か? 世界をカケた、頂上決戦 」感想

放課後は無敵ですが、何か?    世界をカケた、頂上決戦 (角川スニーカー文庫)

放課後は無敵ですが、何か? 世界をカケた、頂上決戦 (角川スニーカー文庫)


〈あらすじ〉
シリーズが始まって一年ですか。早いなあ。このペースで刊行してくれると、話を忘れずに追いかけ続けることができる。

最後の戦いと、恋の決着。
粗い展開が目立ったものの、ちゃんと物語を着地させた。
絶体絶命の危機に陥るリューイたちであったが、死力を尽くしてその状況を好転させていく。ロンギシェルは見事な悪役っぷりを披露して、打ち果たされてくれたなあ。
リューイ、ジュノ、ハルカ。三人の恋の行方は、リューイを想い続けたジュノに軍配が上がった。いや、あれだけ想われたら、ねえ。でもハルカのいない間にくっ付いたのは、ちょっと可哀想に思えたが。

これにて戦いの夏は大団円。リューイとジュノ、そして寮生の青春の夏は続く。次の物語に期待したい。