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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「吸い尽くしたいお年頃 もしかして落ちこぼれ魔導師の成功譚」感想

吸い尽くしたいお年頃 ~もしかして落ちこぼれ魔導師の成功譚~ (KCG文庫)

吸い尽くしたいお年頃 ~もしかして落ちこぼれ魔導師の成功譚~ (KCG文庫)

〈あらすじ〉
おちこぼれな魔導士は、吸い尽くしたいお年頃!?
「私から魔力を吸うなら、熱〜いキスで吸うか、胸を触って吸う事! 異論は認めませんっ!」「なに――ッ!!」
突如現れた美少女使い魔から、最強の魔法を授かった落ちこぼれ主人公。しかしそれを使うには、毎朝魔力を吸収しなくてはならなくて……。触れるだけで相手の魔力を奪い去る最強魔法を使う主人公と、カゲキな使い魔のラブコメ風味なドタバタ魔法学園ファンタジー。
E★エブリスタ電子書籍大賞、ヒーロー部門優秀賞受賞作品!

「ファーストノベル」というキャッチコピーのせいか「=健全」のイメージがあったんだけど、良い意味で壊してくれたなあ。「ドタバタ魔法学園ファンタジー」に「エロ」という言葉を入れてくれれば良かったのに(笑)
KCG文庫はここまでやって良いのか。それが分かる読みやすいエロコメでした。

魔法学園に籍を置きながら魔法が使えない劣等生のアルフレッドは、そのせいで家族に見捨てられてしまった不幸な少年。しかしある日召喚した使い魔シェリスと契約したことで、アルは魔法が使えるようになるのだが…魔法を使うには、他人から魔力を吸い上げないといけない。

使い魔なのに、主人であるアルを所有物のように扱い振り回すシェリス。アルに魔力を吸わせるため、自分の胸を揉ませるシェリスの無茶苦茶な行動といったら。思春期真っ只中のアルの煩悩がこれでもかと揺さぶられる。そんな二人の見て、動揺を隠せないのがアルの幼なじみ娘であるリースだ。このままではシェリスにアルを獲られちゃうよ、と親友に唆されて…実際このままではマズイ状況なのだが…シェリスに負け時とアルに迫る。またシェリスとリースだけではなく、エロ方面でアルを籠絡させようと目論む者もいて、アル少年の性欲が爆発寸前。羨ましいのは勿論だけど、そこまで我慢されるとちょっと可哀想な域になる。

魔法バトルに関しては、ヒートアップしたせいなのか何なのか。アルを見下すブラールが、アルをを殺そうと考えるまでの過程が読み取れなかった。幾ら何でも殺そうと考える展開はおかしくないかなあ、と。
作品を提供している媒体のためか、デビュー作で「つづく」になったのは残念。気になるところで終わったので、これはズルいぞ!(笑)