飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

飼い犬にかまれ続けて
勝手気ままにライトノベルの感想を書きます

ラノベ感想ブログ開始3年目になりました!

ライトノベル関連のエントリ数だけでも600以上あるのだから、そりゃあ時も経ちますわ。

と、いうことで『飼い犬にかまれ続けて』は3年目に突入します!
勝手に突入しちゃいますよ!!

……やべえ、これ以上この話題もう書くことない…
ここで話を終わりにしてしまうのもつまらないから、前回書いた『ラノベ読みがデキるまで』の続きを書いていこうと思います。

題して『懐古厨がデキるまで』です。酷いタイトルだ。

ブログを立ち上げて感想を書きためるようになったのはここ最近のことで、後に『ライトノベル』と呼ばれるようになる小説を読み始めたのはもう16年も前のことになります。おいそこ!管理人の年齢を気にするんじゃない!

ライトノベルを読むキッカケを与えた作品は前回お話しした通り、俺たちの永遠のバイブル『スレイヤーズ!』でした。

スレイヤーズ 1 (富士見ファンタジア文庫)

スレイヤーズ 1 (富士見ファンタジア文庫)


余談ですが、『スレイヤーズ!』1巻の表紙は僕が知ってるだけでも2回変わっています。
あとドラゴンマガジン連載の短編『スレイヤーズ!SP』は「ラノベ業界のこち亀」だと思ってました。どうでもいい話です。

当時小学生から中学生という年齢であり、限られた収入の中でライトノベルを購入するのは大変なこと。
今の中高生はこれだけ魅力溢れる作品が毎月ドカドカ発売されて「いったい俺はどの作品を買えばいいんだー!?」と頭を抱えていることでしょう。
程度はまるで違うけれど、書店に行ってライトノベルが並んでいるコーナーの前に立って呆然。ほんと何を買えばいいのやら、と。

とにかく自分の中で固まっていたのは『富士見ファンタジア文庫』から読みたい作品を選び出すことでした。ライトノベル=富士見ファンタジア文庫というのが、当時の僕の考えで他のレーベルには見向きもしません。
悩み抜いた末に選んだのは、平台に積んであった秋田禎信さんの『魔術士オーフェン』です。ライトノベルに限らず売りたい作品を平台に並べるのは鉄板。

魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

  • 作者: 秋田禎信,草河遊也
  • 出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント
  • 発売日: 2011/09/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 13回
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『スレイヤーズ!』も『魔術士オーフェン』も新装版が出ているんですねえ…。
それはともかく、『魔術士オーフェン』を購入し期待に胸膨らませて書店から帰宅した僕は早速読んだ訳です。
面白かった!続きを読みたい!
物語を読み終えた直後、確かにそう思いました。ええ、あとがきを読むまでは。

「え…?これ…2巻なの…?」

そうです。
『魔術士オーフェン』には巻数表記がされていないのです!ライトノベルでは良くあることです!
読んでる途中で気づけよ、と。いや、まあ確かに唐突な始まり方する小説だなあ~とは思ったけど…(汗)
あたし、鈍いんです。
その後、書店に飛んで戻って1巻を買い、ようやく物語の始まりを味わったのですが、僕が巻数表記のないライトノベルを嫌う理由はここに合ったりします。

シリーズ始まっていた『魔術士オーフェン』もお小遣いと親の手伝いで得る収入で何とか集め、今でも本棚に並んでいます。
名作『魔術士オーフェン』と並行して友達に借りながら読んでいたのが、あかほりさとるさんの『セイバーマリオネットJ』です。

SMガールズ セイバーマリオネットJ〈12〉愛・乙女 (富士見ファンタジア文庫)

SMガールズ セイバーマリオネットJ〈12〉愛・乙女 (富士見ファンタジア文庫)


初めて読むラブコメということで、友達とどのヒロインが好きかを話し合ったりしました。今思い出すと…うん、気持ち悪い!あれ?今でもやってること変わらない…
更にいうと好きだったのは元気印の「ライム」だったりするので、ほんと好きになるヒロインの傾向に揺るぎがないというか。

他には小林めぐみさんの『必殺お捜し人』も読んでました。

世界の終末―必殺お捜し人〈9〉 (富士見ファンタジア文庫)

世界の終末―必殺お捜し人〈9〉 (富士見ファンタジア文庫)


少年少女たちが不可解な事件に立ち向かい、その謎を解き明かす姿は心躍ります。
このように「1冊でひとつの事件に片が付く」作品を読み倒していたこともあって、この形態の物語構成でないと違和感を覚える身体になってしまいました。
まあ漫画のように「つづく」で終わる作品は、今でもライトノベル全体からすると少ないかな。ああ、話が逸れた。

それまで立ち読みで済ましていたドラゴンマガジン(書店さん本当にごめんなさい)を毎月購読する決意を固めさせたのはこれまた秋田禎信さんの『エンジェル・ハウリング』という作品。

エンジェル・ハウリング〈1〉獅子序章‐from the aspect of MIZU (富士見ファンタジア文庫)

エンジェル・ハウリング〈1〉獅子序章‐from the aspect of MIZU (富士見ファンタジア文庫)

エンジェル・ハウリング〈10〉愛の言葉‐from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)

エンジェル・ハウリング〈10〉愛の言葉‐from the aspect of FURIU (富士見ファンタジア文庫)


この『エンジェル・ハウリング』は特殊な構成をしていて「奇数巻は殺し屋ミズーの視点で描かれた書き下ろし。偶数巻は少女フリウの視点で描かれたドラゴンマガジン掲載分をまとめたもの」という内容になっている。二人の主人公の物語が時に交錯して、物語に潜む闇が明らかになっていく。今でもこういった形態で物語を描き出す作品はないのでは?…こういうと結構合ったりして追い詰められます(笑)

『エンジェル・ハウリング』の連載が終わっても暫くドラゴンマガジンを買ってました。
その中でも新人作家6人がドラゴンマガジンでの連載権を巡って争う『龍皇杯〈ドラゴンカップ〉』は印象的な企画だったと思います。
ちなみに僕が応援する短編は毎回ほぼ落ちるため、結果発表の際に良く荒みました。
唯一といってもいい応援して連載まで繋がったのが瀧川武司さんの『EME』でした。
この今年は後にアニメ化までされる今でも人気作、鏡貴也さんの『伝説の勇者の伝説』との同時受賞。

EME RED END―W‐JACK (富士見ファンタジア文庫)

EME RED END―W‐JACK (富士見ファンタジア文庫)

伝説の勇者の伝説1 昼寝王国の野望 (富士見ファンタジア文庫)

伝説の勇者の伝説1 昼寝王国の野望 (富士見ファンタジア文庫)


瀧川武司さん…今どうしているのでしょうか…お便り待ってます…(遠い目)

だいたいこの辺りを境に富士見黄金期の終焉。
『ブギーポップは笑わない』の登場によって電撃文庫がその存在感を示してくることになります。
よくTwitterでは「信じられないかもしれないけど、かつて富士見ファンタジア文庫が今の電撃文庫のように栄華を極めた時代があったんだよ」などという話はしますが、確かにその時代はあったんだなあ…と記憶を掘り起こしながらしみじみ思いました。

富士見ファンタジア文庫よ!再び立ち上がってくれ!
懐古厨はそう願っています。