飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界 3」感想

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 3 (ガガガ文庫)

〈あらすじ〉
「どうして白いカラスや白いヘビみたいに、白いパンツは神聖視されないのかしらね」「……やめろ」
時岡学園に入学し、ペロリストになって初めての夏休み。狸吉たち《SOX》一同は、綾女に連れられて朱門温泉にやってきていた。朱門温泉といえば、第一清麗指定都市が誇る超有名な温泉街。高級旅館で女将をやっている撫子は綾女の後見人らしく、狸吉たちも呑気に二泊三日の旅を満喫するつもりでいたのだが……。
特訓と称した強制露出&裸のオツキアイが始まる!?
未曾有のYトークコメディ3発目!
俺たちは……まだまだイける!

揺るぎなく酷い表紙だ。内容も酷い話だ!こんなことでは『ライトノベル』全てが誤解されてしまうではないか!…いいぞ、もっとやれ!!(笑)

公共の場で表紙をご開帳したら社会的に抹殺されそうなラブドールにはツッコミを入れずに、とりあえず内容に。下ネタを言うためにこの世に生を受けたとしか思えない綾女…その育ての母がいる温泉宿へとやってきた一同。アンナ先輩の魔の手…ではなく足コキから逃れることが出来たのも束の間、綾女の後見人・撫子による特訓が始まる。

…まさか足コキとはね。アンナ先輩の本能凄まじいな、おい。そしてよく耐えた狸吉。あの責め苦を味わって発射しないとは!尊敬に値する…いや、嘘ついた。あんま尊敬したくないわ。
温泉宿なんだから温泉シーンがあるのは当たり前。狸吉と混浴を強いられて顔を真っ赤にする綾女の神経が正直、不可思議すぎるだろと。口先だけの女やね。まあ恥じらいもないと可愛くないから!

トラブルが解決してひと段落したと思ったら、これからが本番なのね。アンナ先輩、来日…(違う)
もうしょうもないトラブルの予感しかしないわ(笑)