飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「魔法の使えない魔法使いの物語」感想

魔法の使えない魔法使いの物語 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
魔法使いを育成する学園《オーバル》には一人の有名な問題児がいた。
魔法学園の学生でありながら魔法の使えない少年、レグナ。
彼は惚れっぽい上に、好きになった相手に次々と不幸を招くという噂のトラブルメーカーでもあった。
「れーくんは……入学してからもう何人目か分かってるの?」
「二十三人目だな」「もっと反省しようね……っ」
もはや恒例とかした幼なじみの少女エルに、告白を魔法攻撃で邪魔され、兄の事が好きな妹リュリュには、きわどいアプローチで迫られる学園生活。
そんな彼がなぜか優等生のクラス《セレスタ》から推薦を受け、さらに波乱の物語が始まった!?

『魔法の使えない魔法使いの物語』
どんな話か分かりやすいようでサッパリ分からないが、とりあえず落ちこぼれ主人公の物語なのは分かるぞ!あと表紙の主人公みたいに僕も踏まれたぞ!…いや、何を威張っているのか自分自身良く分からないが…。

魔法が苦手な魔法使い=落ちこぼれの魔法学園の生徒レグナが、どういった理由か、優秀な生徒で構成される『セレスタ』の候補生になる…のだが、このレグナ、どうしようもなく惚れっぽい性格のため、次から次へと可愛い女の子に告白して回るトラブルメーカー。つまりどうしようもない奴なんです…でも女の子に対するパワーにだけは敬意を表したい。

そんなレグナの周りには何故か二人の美少女が!同じ魔法学園の生徒で、幼馴染で、レグナ限定で強力な魔法を撃てるエルと、兄愛全開の妹リュリュ。ちょっと待てや。他所の女の子に告白しなくても大勝利状態じゃないですかー!絶対に許さない。
エルとリュリュの好意を無視して…あ、後者は別にいいか…『セレスタ』を目指す優等生ロレッタに惚れたレグナは、彼女と返答に応じて『セレスタ』を目指す不純なんだか純粋なんだか分からない想いで突き進み始める。ごめんどう考えても不純でした。

世界観は馴染みやすく、文体も読みやすいのにどうしてこんなにも違和感が続くのかなあ…と考えるとここまで連発してきた「何故か」に対する答えが提示されない、あるいは提示するのが終盤のため遅すぎるんだよねねえ。「レグナの良いところを見てみたい!」と思っていても、なかなか答えが出ないのはストレスだと感じた。エルがほんと純で良い娘なだけにモッタイナイ想いが強い。
シリーズ展開が出来そうなだけに、レグナの魅力を高めることが、他のヒロインの魅力を発揮することに繋がりそうなので、次があるならば期待したいです。