飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「僕と彼女のゲーム戦争 5」感想

僕と彼女のゲーム戦争 (5) (電撃文庫)

〈あらすじ〉
伊豆野宮学園に、珍しいお客がやってきた。
甲斐ヶ原女学園の祇方院つかさ。関東ゲーム部ネットワークのメンバーである彼女は、天道しのぶに「学校対抗戦」への参加を呼びかけにきたのだった。
ゲームでの勝負が大好きな天道は、二つ返事で快諾し、現代遊戯部は一泊二日の学校対抗戦へ参加することに。
だが、ある問題が発生! 伊豆野宮学園以外の参加校7校は、すべて女子高。ということは……男は岸嶺ひとり!?
果たして無事に一晩過ごせるのか、岸嶺?
今回も、作中に登場する有名ゲームタイトルに、乞う、ご期待!!

国民的ゲームと言っても過言ではない『みんなのGOLF』『ぷよぷよ』に混じり、今回岸嶺たちが同人ゲームの『東方』に挑むことになるとは…!

敢えて言おう!
僕は『東方』を全く知らないと!

まあ大声で言うことじゃないよね。良くコミケなんかの絡みでキャラクターくらいは見たことあるんだけど、どういったゲームなのか全く知らなかった。正直、今の今までノベルゲームかと思ってましたよ。これがライトノベル方面にしかアンテナ向いてないオタクの末路だよ…いや、死んでないけど。

と、いうことで内容へ。
嬉し恥ずかしい合宿編!しかも岸嶺以外は全員女の子!よし、変態理事長に変わって俺が岸嶺を殴る。誰にも邪魔はさせねえ!
まずは個人競技ということだが、相変わらずやたらスペックの高い現代遊戯部の面々。今回は岸嶺の異常な集中力が引き起こす『魂転生』の強化を目論んでいたが、大して使ってない!巻を重ねるごとに不要な能力になっている気がするのは気のせいに違いない。

岸嶺のことが気になって気になって仕方が無い現代遊戯部の三人の美少女ゲーマー。特に杉鹿と鷹三津は犬猿の仲でございますねえ。しかし今回は岸嶺の実力を示したことで、恋愛面はともかく、彼のことが気になり出す女の子は随分と増えたと思う。何よりも、妙なことがキッカケで岸嶺と天道が意識し合うのはいい傾向なのではないかと。天道はやはり可愛い。意識し合ったまま次は合宿二日目、チーム戦編へ。
しかしオツムの弱い僕に『ぷよぷよ』の話は…(笑)僕は運に全てを任せるプレイヤーなので。