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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ラノベ読み小会議」レポート

1.ラノベ読み超会議とは?

6月29日開催の『ラノベ読み小会議』に行ってきました!
予想以上の盛り上がりに、ライトノベル大好き人間たちが大いに湧いた一日。
その一日の様子を、その面白さを、少しでもお伝え出来ればと思い、このレポートを書きました。

まず「ラノベ読み小会議とは何ぞや?」と思う多くの方の疑問にお答えするところから始めましょう。

そもそもの発端は僕のTwitterでのこの発言。

ちょうどニコニコ超会議開催時期であったこともあり「ニコニコ超会議ならぬラノベ読み超会議」を提案して見た訳ですが。
皆様、お分かりの通り、何も考えてないチョー適当発言です。書いてある通りのぶんなげです。こんなもの形にしようなんて思うおバカなラノベ読みなんて……。

い た!

なんと数人のラノベ読みたちが『ラノベ読み超会議』を開催するため動き出したのです。感動ですね。
ちなみに僕はこの発言以降、何もしておりません。クズですね。

しかし発案者が何も考えずに発言したことから、「ラノベ読み超会議って何やるの?」という当然の疑問にぶち当たる。
その疑問に答えを出すのは…そう、貴方たち『ラノベ読み』なのです!!!(ぶんなげ再び)

ライトノベル系のイベントは作家やイラストレーター、あるいは出版社(編集者)の講演会がほとんど。
良い方が悪かったら申し訳ないのですが、ラノベ読みは基本的に与えられる場ばかりで、それを楽しんでいる一方、もっと「何か」を話せればという想いを抱えているはず。

それを吐き出す機会。
ラノベ読みの、ラノベ読みによる、ラノベ読みのためのイベント。
それが『ラノベ読み超会議』なのです!

…まあ運営側無視して今勝手に考えたキャッチフレーズなんですけど。

つまりは「ラノベ読みが持ち込んだ企画に対して、ラノベ読みたちがあーだこーだ議論する場」です。凄いざっくりした伝わらない説明!
ただし、いきなり大人数呼んでトラブルがあっては大変(あと大人数呼べるかという問題もある)なので、その前にお試し版『ラノベ読み超会議』をやろうという話になり、それが今回の『ラノベ読み小会議』になった訳です。

2.ラノベ読み小会議開催!

「んで?いつになったらレポートするの?」と斜に構えている皆様、お待たせしました。本題に移りたいと思います、が……。

その前に当日出席者の皆様に言わなくてはならないことがあります。

遅刻してごめんなさい!!

謝った地図表記に踊らされ、全く違う会場で「遅くねー?つーか、みんな遅くねー?時間にルーズなヤツとか絶許だわー」とか言ってごめんなさい。
持ち前の鈍さをフルに活かし(?)、自分の間違いに気付いてから猛ダッシュ、30分遅れの会場入りとなりました。

何故か僕が会場入りした瞬間、拍手喝采頂戴したのは今を持っても謎です。意味不明です。

それはともかく、会場設営完了どころかプロジェクターを使い、今まさに企画がスタートするところ。あわあわしながら会場を見回す。収容人数いっぱいの20人ほどの野郎どもがひしめき合う姿は感慨深いものがありました。ごめん、そんなのなかった。暑苦しいよお前ら!
と、僕が着席したところで、運営側による企画説明に。まるで僕が主役みたいだな(とんでもない勘違い)

今回、設営と企画を用意してくれたのは、『ニコニコ生放送』で日々大好きなライトノベルについて語り合っているラノベ読みの方々。
そんな彼等の持ち込んだ企画が『ラノベ読み超会議』のひとつの方向性を示してくれる。

3.どっちのラノベSHOW

貴方は下の二つのライトノベルを見て「どちらに惹かれる」でしょうか?

【温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~】
「著:山川進 絵:児玉酉」

温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~ (オーバーラップ文庫)

【灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ】
「著:十文字青 絵:白井鋭利」

灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)

どちらも今年の4月に創刊した『オーバーラップ文庫』の新作です。
もうひとつの共通点については気にしてはいけません……だから気にしちゃ駄目だってばっ!

まずそれぞれの作品をお薦めしたい二人のプレゼンターが、表紙から得られるイラスト、タイトル等の『情報』をラノベ読みたちに提供。
それから「ジャンルは?」「どういった世界観なの?」「どんなキャラクターが活躍するの?」と、順を追って次々プレゼンして行き、ラノベ読みたちが最終的に「どっちのラノベ」を読みたいと思うのか、投票で決める、というもの。

昔バラエティ番組で見たことのあるような企画だけど気にしてはいけません……だから気にしちゃ駄目だってばっ!!

さて僕が「第一印象」で選んだのはどちらか、というと、『温泉ドラゴン王国』です。
理由は走って駆けつけ到着したばかりで息が上がっていたから、元々いた『温泉ドラゴン王国』側の席を離れたくなかった…のではなく、純真無垢なラノベ読みとしての視点で選ぶことに決め、表紙ヒロインのふとももに惹かれたからです。

そして「第一印象」時の投票は12対6で『温泉ドラゴン王国』が優勢。圧倒的ではないか我が軍は!
簡単に意見をまとめると、

「ジャンルへの興味」
「タイトルから読み取れる情報」
「表紙イラストに登場するキャラクターの人数」

以上から、ある意味分かりやすい『温泉ドラゴン王国』にまず票が行ったのだろうというお話。

しかし本番はここから。二人のプレゼンターが凌ぎを削り、互いの票を奪い合うのです、が。
普段ニコニコ生放送で鍛えているプレゼンターたちの隙を突いては、言いたいことを言って自軍に引き込もうとするラノベ読みの多いこと多いこと。
中には相手側の作品の「良さ」を訴えるラノベ読みまで!みんなのライトノベルに対する愛が見える…!

そのやり取りと、質問、プレゼンターの力もあって、大笑いしながら最終投票。

「「貴方が読みたいライトノベルは……どっち!?」」

まさかの9対9…同点…だと…!?
けれどもどちらも魅力溢れる作品であるのが伝わってきたので、この結果で良かったのかな、と。

まさに平和的解決でした(一同ドヤ顔)

4.ラノベ表紙総選挙

もうひとつの企画は非常に分かりやすい。
運営側が用意した数々の『ライトノベルの表紙』…内容を完全に無視して、この表紙だけを見て「惹かれる」ラノベに投票し、トーナメント方式で勝ち上がったものが優勝という「作家の存在意義とはいったい…」と思わなくもない企画。

まあ仕方がない。ライトノベルはイラストが全てだから(棒読み)

こちらの企画で上がった意見をまとめると、

「白背景よりも世界観が読者に伝わる背景」
「躍動感溢れるキャラクターが描かれている」

あと個人的には、自分の投票した表紙が結構な勢いで蹴落とされていたのを見て、「この表紙イラストならみんなに手に取って貰える」感覚は当てにならないことを知りました。

そんなこんなで決勝戦に駒を進めたラノベ表紙をこの二作!

【氷の国のアマリリス】
「著:松山剛 絵:パセリ」

氷の国のアマリリス (電撃文庫)

【デート・ア・ライブ】
「著:橘公司 絵:つなこ」

限定版 デート・ア・ライブ 6    美九リリィ (グッズ付書籍)

片方は緻密に描かれた背景の前に美少女。
片方は白背景に力強さが伝わる女の子が描かれた表紙。

そして勝ったのは…『氷の国のアマリリス』である。

「やはり描き込まれた背景に、躍動感のある美少女の表紙が勝ったか…」
「え?『氷の国のアマリリス』の表紙の女の子に躍動感なんてないじゃん?」
「違うな!間違っているぞ!」
「なん…だと…?」
「見ろ!あの女の子の…アマリリスのフリフリ衣装を、いやスカートを!」
「……」
「風に靡き、思わずスカートを捲りたくならないか!お前は感じないのか、あのスカートの躍動感を!」
「!!?」

つまり何が言いたいかというと、『ライトノベルの表紙に男は不要』ということです。
悲しいけどこれ、ライトノベルなのよね。

5.ラノベ読み小会議反省会

以上二つの企画が終了しての反省会。言っておきますがガチ反省会です。マジです。『オトメ3原則!』の主人公のことじゃないよ。

本番『ラノベ読み超会議』に向けて、反省点が出る出る。
設営に関しては勿論だけど、企画作りにも意見が出ていたが、どれも建設的で反省会して良かったかな、と。

特に企画は「大好きなライトノベルに関することなら何でも良し!」であり、今回の企画でのラノベ読みたちのアプローチから感じる安定感…どんな話でも、それがライトノベルに関することなら、どんどん話を広げて面白可笑しく議論してくれることがよ~~~~~く分かった。もうライトノベルについて、黙っていられないんだわ。

例えば良くTwitter上で議論する「口絵でのネタバレはありかなしか?」「ナンバリング問題」などを持ち込んでも、顔を付き合わせて話し合うとまた違った見方が生まれるのではないだろうか。そういった可能性に触れた…と、いうか反省会で出した企画案で早速議論するの止めなさい。

あと『ライトノベル定議論』は死人が出るので無しの方向でお願いします。

6.終わりに

『ラノベ読み小会議』本当に楽しかった!
『ラノベ読み超会議』に向けて期待度が増し、自分でも何か企画を持ち込みたい気持ちになった。
次回は人数を増やす予定らしいので、多くの方にご参加いただき、大好きなライトノベルに対する「何か」を語り、あるいは叫んで欲しい。

『ラノベ読み超会議』の案内概要(TwiPla)は以下に記載。興味のある方は是非!!
http://twipla.jp/events/49171