飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「ヴァルキリーワークス 2」感想

ヴァルキリーワークス 2 (GA文庫)

〈あらすじ〉
「ああ……グラムかっこいいなぁ……欲しいなぁ……敵をぷすってしたいなぁ……きっと血と汗と涙を垂れ流しながら無様にのたうち回るんだろうなぁ……」
「リキぃ! あの人怖いですよぅっ!」
――二人の前に現れた、新たな戦乙女の目的は!?
「また新しいヴァルキリー……!?」
鮮やかな赤色の髪。吊り目がちなその表情は、美醜で言えば大変に美しいが、気の強さがありありと滲み出ていて、人が寄り付かなさそうな 雰囲気を醸し出している少女である。
「あなたは誰さんですか?」
「あんたらに名乗る名前なんてないわよ!」
「あ、じゃあ勝手に名前付けますね。『もりそば』か『うおのめ』か、どっちがいいです?」
「どっちもよくねーわよ何でその二つなのよ!」
人間界へと散らばった神威を回収するフェル子と理樹の前に現れた新たな戦乙女の狙いとは!?
二人で一人の合体 ヴァルキリー物語!

「駄ルキリー、もう一匹追加でーす」
「了解しましたー」
想像通り、というか期待通りというか。
フェル子さんに引き続き、今回から参戦の剣大好きヴァルキリーのシュヴェルトライテこと剣子さん。姉御肌なのに残念すぎる剣子さんと一緒にフェル子さんのご活躍を楽しく見守りましょう(笑)

キスと魔法を組み合わせることで『合体』してヴァルキリーとしての力をフルに活かせるようになった理樹とフェル子さん。そんな二人の持つ「グラム=剣」を狙い、姿を現したのは同じヴァルキリーにして、赤髪がトレードマークのシュヴェルトライテだった。剣にことの他執着していることで、理樹に剣子さんと非常に分かりやすいニックネームで呼ばれるようになった彼女はグラムを奪おうとする過程で、理樹の巧みな(?)話術で籠絡されていく。

相変わらず理樹に責め立てられてオロオロし、最後は言い包められて好き放題されるフェル子さんの関係を美味しいな。空メシ三杯はイケる。
そこに今回加わるのが散々言ってる剣子さんです。男勝りな口調で、一見姉御肌な彼女だけれどもフェル子さんに負けず劣らぬ残念さを持つ。性格は真逆なのに属性は同じというのも何か新鮮だ。こんな美味しい獲物を理樹が放置する訳がなく、弄りに弄りまくって動揺する剣子さんを追い込むように更に弄り…そして最後にはそれがフェル子さんに見つかり、ご主人様を盗られた小動物のように嫉妬するフェイ子さんに萌え悶える。可愛すぎて危うく死ぬところだった。しかしフェル子さん…理樹がいなくては生きられない身体になってきてますねえ!(ゲス顔)

剣を愛するものの、剣に愛されていないように思えるほど手に入れた神威が残念すぎる剣子さん。まあそれ以上に本人が残念すぎるという意見もあるのですが。そしてその残念さが理樹のハートを鷲掴みにしておるのだけど!
神威回収でのバトルにて、フェル子さんだけでなく剣子さんとも合体できることに気づき、嬉しそうな理樹。それをなんだかんだ許してしまうフェル子さんはなんと男にとって都合の良い妻なのだろうか!やはりこの娘、愛すべき駄ルキリーだわー。
が、最後。剣子さんの口からフェル子さんに関する謎が提示され、残念さにミステリアスな要素が加わる。ロスヴァイセさんの擬人化(!?)もあり、ますますフェル子さんの嫉妬に拍車がかかりメシが上手い!(酷い)