飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「甘城ブリリアントパーク2」感想

甘城ブリリアントパーク2 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
「人が足りない!」
東京西部の遊園地、「甘城ブリリアントパーク」の支配人代行に就任した高校生の可児江西也は、会議室で声を張り上げた。
放火(!)までやらかして、潰れかけの遊園地を救ったことはよかった(よくない)のだが、問題は山積み。
中でも深刻なのは『人員不足』。急いで人を募集してみたら、集まったのは珍妙な女の子ばかり。
ある者は清純派の元○○女優、ある者はドジっ子な血まみれ女子高生、またある者はどうみても小学生。
………こんな奴らと働くことなんてできるかぁぁぁぁぁ!!
果たして、西也は再び「甘ブリ」を救うことができるのか!?

フルメタと違ってまったりな進行ですな。
今回は足りない「人材」と「資金」を集めるために奔走。

人材…面接では思わず「!!?」となる方々がいらっしゃってある意味テーマパーク内よりもファンタジーだった気がする。AVはやはりミスリードだったが…き、期待なんかしてないんだからねっ! なんだかんだ言いながら西也も「健康的な男の子」なんだな、と妙な安心感を抱いてしまったのは内緒。

お金の面は敷地一部売却ですか。最終的にテーマパーク内から不満には思いながらも、反対して押し切ろうとする流れが出なかったのは、西也が認められてきたからかな。今を生き残らないと未来はないから、この決断は仕方ない。未来のための布石になったが、課せられたノルマは厳しすぎるような。

ヒロイン戦争もラティファだけではなく、いすずも参戦で良きかな良きかな。本音爆発のいすずは可愛い。