飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「デート・ア・ライブ8 七罪サーチ 」感想

デート・ア・ライブ8    七罪サーチ (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
「ねぇ、ねぇ士道くん。お姉さんのどんなところが綺麗?」
ハロウィンが迫る一○月一五日。五河士道は第7の精霊、七罪と遭遇する。
会話を重ね、順調に高感度を上げていた士道だが、とあるきっかけで七罪の態度が豹変し――。
「あんたの人生、おしまいにしてやるんだから……!」
 変身能力を持つ七罪が化けた相手を当てる勝負を受けることに。容疑者は十香、折紙、琴里、四糸乃、耶倶矢、夕弦、美九、亜衣、麻衣、美衣、珠恵、殿町の一二人。
『この中に、私がいる。誰が私か、当てられる? 誰も、いなくなる前に』
正体を隠した精霊を見つけ出すため、全員とデートして、デレさせろ!?

やめてー!士道のために争わないでー!
や、これ「デートして聖霊をデレさせて」味方に付けるのはいいけど、士道中心のハーレムでもあるから、士道を巡って戦争が起きるのでは…あれ? それなんてリトル黙示録?

と、いうことで8巻ですが、新たな精霊の七罪登場。前々からあったけど、精霊の名前=巻数だと勘違いしてしまう。しかし一番読みにくい名前、というが、七罪はすんなり読めて個人的にはグッドだと。
七罪の展開するゲーム。士道を囲む女の子たちの中に化けた七罪を炙り出すために、やっぱりデートをすることになる。だけど殿町が容疑者はないわーないわー。

ヒロイン総出演の様相のため、十香の影が薄いような…あっ、いつものことか(泣)
今回からヒロインとして本格参戦している美九のベタベタな感じが結構好きです。百合娘の印象が跡形もない。
案の定というべきか、「容疑者ヒロインの中に潜んでいる」というのはミスリード。我儘放題の子供の姿を表す…って前回の美九に続いて今回も前後編ですか。お楽しみの総ロリコン化……!