飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「天翔虎の軍師3」感想

天翔虎の軍師3 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
帝国最強の将軍レンギルを倒し、波に乗るフレリカ軍。シエルはこの勢いに乗じ、北方エリューディンへの遠征を決める。しかしユミカがそれを見過ごす訳もなく……!?天翔虎vs天竜姫――両雄、ついに激突!!

趣旨通り、ほんとライトな戦記モノだなあ。今回は「シエルの大敗北」という挫折を描いているのだが、あまり重みがないので鬼気迫るものがないんだよねえ…それが良いと言う人も多そうだけど。

ここまで「ユミカユミカ」と言われると、もうユミカがメインヒロインで言いんじゃないかと思ってしまう(笑)名前が出る割りにそれほど出番の多くないユミカ…実際に登場すると何故かテンションが上がってしまうのは僕だけでしょうか? あとエナさんはもっとシエルとスキンシップを取るべき。何故なら僕が嬉しいから(真顔)

シエルの才能を疑う訳じゃないけど、彼自身の力で大勝している気がこれまでしなかったので、今回の敗北もそれほど衝撃ではないのが。まあ普通ならひっくり返せない状況だけど、既に物語中でそれがひっくり返ることが示唆されてるからなあ…(苦笑)