飼い犬にかまれ続けて

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「妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん―」感想

妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん― (電撃文庫)

〈あらすじ〉
人間が妖怪化するという、そんな現代――元は完全無欠なイケメン男子→でも、今はモフモフな雪男になってしまった雪雄くん。その容姿から、どれだけかっこいい言動をしてもコミカルになってしまうことが彼の悩み。
そして、昔は品行方正な清純派美少女→でも、今は下ネタ大好きなビッチ可愛い蛇女になってしまった薫子さん。雪雄くんのことが大好きな彼女は、雪雄くんをいじるのが生き甲斐。精神的にも、モフる的にも、そして性的な意味でも!?
そんな二人の微笑ましい下ネタな日常をつづる、純で不純な妖怪同棲ラブコメ!

パッと見ただけだとコミカルな表紙なんだけど、よーく見てみると随分とキワドイ…ローションはやめたまえ!

思春期を迎える頃になると妖怪になってしまうのが当然となった世界。イケメンで女の子にモテモテだった雪雄だったが、全身毛で覆われた巨大な雪男になってしまう。そんな彼に変わらず愛を告げ続けるのは、蛇女になった幼馴染の薫子。清純な乙女だった薫子は蛇女になってからは一変、下ネタを連発する女の子に。それでも可愛い薫子と雪雄のラブラブな日常新しくも変わることなく続いていく。

まあまず初めに言わせて頂くと、ですね。
これ誰得ラノベなんですかァ!?
冒頭からミスリードではなく男女の関係になったところからスタートする非常に珍しいライトノベル。でも二人は雪男と蛇女のため、イヤらしさがなく、それどころかコミカルな感じさえする下ネタを連発。ちなみに連発するのは男ではなく、女の薫子。ビッチな発言ばかりの薫子だけど、その心は一途に雪雄を思い続ける。

読んでいて思うのは「幸せってこの二人が感じていること」なんだろうなあ、と。幸せとは縁のない生活をしている僕にとって、二人の妖怪カップルの姿はとても美しいく映る。それくらい、二人の日常は幸せに溢れて輝かしい。ああ、僕も幸せになりたいな、と思うくらいに…。