飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「最弱無敗の神装機竜《バハムート》2」感想

【Amazon.co.jp限定】最弱無敗の神装機竜《バハムート》2  書き下ろし小冊子付き (GA文庫)

〈あらすじ〉
「あなたには私の恋人になって欲しいの。それが、私の依頼よ」
機竜使いの王立士官学園に、唯一の男子生徒として入学した、亡国の王子・ルクスは、
とある一件により、ユミル教国からの留学生・クルルシファーの「恋人」になることに!?
遺跡調査の任務が出される一方で、神装機竜《アジ・ダハーカ》を駆る
四大貴族の実力者・バルゼリッドが、クルルシファーの前に婚約者として現れ、波乱が幕を開ける。
お祭り騒ぎから始まった二人の契約と、動き出す世界。
謎を秘めた遺跡と少女を巡り、ルクスは『王国の覇者』と対峙する!
王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル第2弾!

クルルシファーかわええええ!!
このクルルシファーのヒロイン力。圧倒され続けたメインヒロイン(?)のリーシャ様がちょっと哀れになるくらい。いや、今回リーシャ様、出番少なかったですね(泣)

クルルシファーの婚約話からルクスとの「恋人ごっこ」になるお約束の展開。王道をしっかり書いて「期待通り」読者を楽しませる力は大切だと思う。今回の展開はルクスとクルルシファーの距離ぐっと縮めるところを描きこんでいる…リーシャ様には誠に申し訳ないことに…。

ルクスとクルルシファー。同じ「孤独」を味わってきた二人。そしてその孤独から逃げ出さないように、別々の方法で戦っていた二人。この二人のゆく道が交わった時、弱さを露呈しながらも、それを強さに変える力を生み出す。自分は見捨てられてしまった人間だけれども、自分は決して人を見捨てはしない。そう想えるルクスの心は普通なら持ち得ない確かな力。人を呪おうとして、でも呪えきれなくて、ひたむきに顔を上げてニコニコ笑いながら生きるルクスの心の強さに、女性は惹かれて行く。

ルクスの輝きが増したことで、リーシャとフィルフィは安穏としていられないような。リーシャ、クルルシファーときたので次はフィルフィ回をやって欲しいな。あっ、妹ちゃんでも良いです!(ぉぃ)