飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「星刻の竜騎士XIV」感想

星刻の竜騎士XIV (MF文庫J)

〈あらすじ〉
魔導結社の襲撃により、中断を余儀なくされた第八回大陸会議。戦火に包まれる聖都エスパーダ。一方、エーコ達は修行のため、天空の聖地アルバレスを目指す。時を同じくして、ロートレアモン騎士国の首都フォンティーン。研修旅行で訪れていたリンダの前に新たな七翼将が現われ、フォンティーン城を "切断" してしまう。「兄さんに代わってお仕置きします!」果敢に立ち向かうが、一蹴されるリンダ。だが次の瞬間、リンダの〈星刻〉が光り輝いて――!? 美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー! 盟主サヴォナローラの口から明かされるロサ・マリア教の真実とは……!?

「MF文庫J」のツンデレヒロインしかもピンク髪のせいで、エーコの声は釘宮理恵さんで脳内再生さえれているのは僕だけではないはず。まあ声優さんには疎い…と、いうよりもラノベ以外のことに関しては疎いので、どなたが声を担当してもあまり気にしないのですが。内容がド直球なファンタジーだけに、どんなアニメになるのか非常に楽しみではあります。

はいはい内容について。
エーコたちの修行が始まり、やってきたのは天空の聖地アルバレス。外と時間の流れ方は違うその場所で修行をするメンツがエーコの他、ジェシカとレイモンもいて何だかとても新鮮な感じが。目立たないキャラなだけに。特にレイモンはアッシュに比べて…いや、アッシュに比べたらどの男でも対抗のしようがないが…普通の人なので、どうにもアッシュよりもラノベ主人公らしいような気がする。しかしレイモンはレイモンらしく、扱いはぞんざいです。哀れなりレイモン。

どうも秘めたる謎が多いリンダの力の一旦が発現し、オズワルド救うほどの大活躍。兄妹揃って規格外だな。後半戦はアッシュにも活躍の場があり、ますます盛り上がっている感じ。エーコの力がなくても解決してしまいそうな勢いを感じるが、それじゃあダメなんだろうね(笑)