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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「クライシス・ギア 3 修羅の分岐点」感想

ライトノベル 集英社スーパーダッシュ文庫

クライシス・ギア 3 修羅の分岐点 (クライシス・ギアシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

〈あらすじ〉
心中事件の真相を探るため、ついに終末の探偵に捜査を依頼した慎は、急増するクライシス・ギア犯罪のせいで駆けずり回る毎日だった。事件の陰に「黒の指導者」という存在がいることを知り、慎は「黒の使徒」との関係を調べていく。一方、慎の妹の紗々良は、財閥総帥である善司が息を引き取り跡を継ぐことに。目まぐるしく変わる環境、終末の探偵からもたらされる「真実」。そして慎の前に立ちふさがる新たな強敵――慎は真実をつかみ取ることができるのか!? 本能の刃が紡ぐバトルアクション第3巻!!

慎は犠牲になったのだっ!(表紙から)
しかし霞夜と紗々良たんの二人を表紙に持ってきた点は評価しないといけないな!(何故か上から目線)
紗々良健気だよ紗々良。

「黒の使徒」との戦いが未だ燻る中、ついに慎の前に姿を現した「終末の探偵」
七年前、惨劇の場にいた男の正体を知ろうとする慎に、「終末の探偵」は二つの選択肢を上げる。
ひとつは九重家にいた腕に火傷の痕のある男の正体を調査すること。そしてもうひとつは愛する妹…紗々良の秘密を解き明かすこと。「終末の探偵」は一人の人間からひとつの依頼しか受けない。惨劇の「過去」と紗々良のいる「現在」、慎の選んだ「未来」とは…?
一方、加嶋田家と因縁を持ってしまった慎に遠ざけられた霞夜もまた選択を迫られることになる。それも紗々良の言葉によって。慎に拒絶され、彼の元を去ろうとしていた霞夜の選んだ未来とは…?

劇中、蚊帳の外だった霞夜(狙った訳ではない、断じて!)が、ようやく舞台に上がる。存在感を放ちながら、「当事者」になりきれない霞夜にこれから日が当たるかと思うとかなり嬉しい。
霞夜という抑え役がいなくなり、誰が見ても不安になるほど猪突猛進の暴走を見せていた慎くんがこれで安定してくれると、カナデさんの心労はだいぶ減るかと思います(笑)あと紗々良が実妹なだけに、正統なヒロイン役がいなかったので、そういった意味でも霞夜の存在は大きい…え?世の中には実妹ENDという概念が存在する…だと…!?
まあ紗々良の恋心はどう考えてもおっそろしい火種というか、爆弾なんだよなあ……。

さてバトルの方はガツガツ戦いモリモリ強くなる慎に、それをサポートするよう無駄なく敵を排除する尋務のコンビも板についてきた感じ。本人たちは相当嫌がる事実だろうけど。強くなり成長している慎に対して、尋務には「何か」あるのだが、この辺りの秘密はいつ開示するのかな。物語に関わりがあるのかどうかも含めて気になる点ではある。
仇の正体に迫るイコール紗々良の秘密に迫る、ことになるのか。
さて紗々良たんに何があるのか、これも気になるところだねえ。