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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「パパのいうことを聞きなさい! 15」感想

パパのいうことを聞きなさい! 15 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

〈あらすじ〉
愛犬ジュウベエの死をきっかけに、ひなは両親との別離を自覚する。三女の悲しみに直面した祐太、空、美羽を救ったのは、美羽の実母サーシャだった。小鳥遊家で一緒に暮らす事を提案している彼女に、祐太、空、美羽、そしてひなの出す答えとは。それを見守っているのは、祐理が残したうさぎのぬいぐるみだった――。大人気ドタバタアットホームラブコメ、奇跡の第15幕!

あれから一年が経ちました。
サーシャの提案から揺れ動く小鳥遊家の心。そして祐太は二十歳を迎え、法的には大人の仲間入りする。その中で祐太は三姉妹を守れる本当の家族になる決意を固めていく。

お互いがお互いのことを思いやりすぎて、本当のことを言い出せない。愛するがゆえに、相手を傷付けまいと、大切なことを言い出せない。迷う小鳥遊家の「憑き物」を落としたのは、いや落とせるのは三姉妹の両親。空、美羽、ひな、何よりも祐太の想いを僕等は痛すぎるくらい知っているから…これまでの積み重ねがあるから、過去から届いた映像が宝物であるこが分かる。

三姉妹と祐太が出した「答え」は誰も否定することはできない。サーシャだって否定できない。でもあの「答え」は拒絶するものではなくて、これからの成長を促す言葉だった。一区切りついた家族愛の物語。次はどんな小鳥遊家の成長が見守れるのかな。