飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「覇剣の皇姫アルティーナV」感想

覇剣の皇姫アルティーナV (ファミ通文庫)

〈あらすじ〉
参謀オズワルド率いるハイブリタニア軍が、ベルガリア本土への侵攻を開始した。劣勢の帝国軍の援護に向かいたいアルティーナ達だったが、時同じくしてヴァーデン大公国が要塞へ襲撃を仕掛けてくる。レジスが一夜にして撃退する策を提案するも、アルティーナは宝剣を折られ、味方に負傷者が出てしまった。彼らは帝国を護ることができるのか!? そして、明かされるレジスの過去とは――。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第5弾!

レジスの「ライバル」役であるオズワルドとの初対戦。軍師の敵はやはり軍師。

これまで死線を潜り抜けてきたレジスとアルティーナであるが、ここまでの大規模戦闘は初めて。そんな中でレジスがどう「詐欺」を仕掛けてくるのか見物であったが、期待通り見返してくれて胸がスッとした。

サラッと登場して存在感を見せたレジスのお姉さん。姉よりも旦那の鍛冶屋の方が鍵を握る人物で、アルティーナな宝剣を強化…と、いうよりもまともに使えるようにしてくれる嬉しいパワーアップイベント。しかし聞いていると良くそんな取り回しにくいバカでかい剣を使いこなしてたな、とアルティーナに対して妙な感心をしてしまう…(笑)