飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「対魔導学園35試験小隊7.逆襲の紅蓮」感想

対魔導学園35試験小隊7.逆襲の紅蓮 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
タケルが不在のため、桜花が率いることになった35試験小隊。戦いの最前線へと投入された桜花が出会ったのは、家族の仇である魔女・ラフメーカーだった。復讐心と仲間を守る使命の狭間で揺れる桜花だったが——。

アニメ化きたかあ。まあ正確には「アニメ化企画進行中」なので確定ではないですが。順調に行けば再び切符さんイラスト担当作品の動く姿が見られるので胸が熱くなってくるな!

タケル不在の桜花サイドの物語。タケルの変わりに隊長となった桜花と第35試験小隊の面々は戦場の最前線に送り込まれ、その中で彼女たちは更に強い絆を手に入れる。桜花の仇であるラフメーカーの登場を始め、鳳颯月の陰謀…ラスボス感が凄まじいことに。

仲間を想って戦う桜花は最初とはほんと別人で、またタケルを求める乙女たちの芯のある姿勢も良かった。タケルが帰還しマリが築いたと思われるアドバンテージがあっという間に桜花に奪い返される様が泣けるな、おい。(笑)