飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「百錬の覇王と聖約の戦乙女4」感想

百錬の覇王と聖約の戦乙女4 (HJ文庫)

〈あらすじ〉
《狼》の将来のため様々な改革に取り組みながら、いよいよ美月のいる現代へ帰るための方法を模索し始める勇斗。慰安に訪れた温泉地でヨルゲンが仕掛けた「引き止め美人局作戦」に内心焦りつつも、その決意は固い。だがそんな中、遊牧氏族《豹》が妹国の《角》に侵攻。《豹》を率いるのは、一年前に《狼》を去った義兄・ロプトだった!! 勇斗は迷いながらも兵を挙げるが!?

今回は温泉回ありの息抜きな巻かと思ったら、前回フラグ立てまくりの義兄ロプトさんの逆恨み戦争もあってなかなかユウトは安らがないね。しかしロプトの痛々しい様といったら…小物感パネェっす!

主人公が変(?)に操を立てているから、ヒロインズの努力(?)が実らず、扱いとしてはかなり可哀想なことになっているような。現状、美月は心の支えにはなっているが、命を貼って戦っているヒロインズがもう少し報われてもいいはず。