飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「D9―聖櫃の悪魔操者― (2) 」感想

D9―聖櫃の悪魔操者― (2) (電撃文庫)

〈あらすじ〉
少女悪魔メルと悪魔憑きの少年ソーマは、仇であるソーマの兄を探し、世界を旅している。賢者の石を狙う少女ファムも加わり、旅はより賑やかに。
旅の最中、ソーマの前に“天使”憑きの騎士が立ちはだかる。長剣を駆使する騎士に苦戦し川に落ちたソーマだったが、その間に騎士とファムの行方が知れなくなってしまう。ファムを探すソーマたちがたどり着いたのは、失伝機械群(ロスト・アーティファクト)の引き上げで賑わうクレオン湖だった。
悪魔と魔法と失伝機械群が支配する大陸を舞台にした、デーモニックアクション第2弾!

大きな話の流れと平行して一冊で解決する小さな事件の見せ方が、こう富士見ファンタジア文庫が多いに繁栄していた時代を生きた人としてはとても読みやすい作りなんだよなあ。

今回は「天使憑き」の騎士と、魔王とのバトルをソーマがこなすハードなものだった。しかし好きな物語だけどなかなか感想が出てこないのは何でだろう? 安心して読みすぎなんだろうね。トーマの居場所のヒントを得て一気に完結に向かっている気がするのは僕だけだろうか…まだ続いて欲しいな。