飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「パナティーア異譚3 再会のクロスロード」感想

パナティーア異譚3 再会のクロスロード (ファミ通文庫)

〈あらすじ〉
目を覚ますと、そこは異世界でした――。あの日、学校から見知らぬ土地に飛ばされた路葉響子は、ただ泣くことしかできなかった。そんな彼女の唯一の希望は、パナティーアの英雄であり、一緒に召喚されたはずの同級生、相川理人との再会で……。一方、ウルスラを加えて大所帯になった理人たち一行は、砂漠を越えてイエンマルドに辿りついていた。早速ゲーム機を頼りに響子の行方を探る理人だったが、その捜索は障害ばかりで!? 異世界リバースファンタジー、緊迫の第3巻!

あまり話題に上がらないけど、これ、すっごく面白いファンタジーだよねえ。物語創りに安心感がある。

リヒトとイシュアンの関係、リヒトとウルスラの関係…そして今回ピックアップされるリヒトと響子の関係。互いが互いの想いを正しく認識しているのなら良いのだが、関係というカタチの多くは一方通行だったりする。リヒトから見た響子との関係と、響子から見たリヒトの関係は、例えばウルスラから見たリヒトの関係のようにある程度割り切った想いがない。そこに今回の…最後の悲劇があるのだと思う。

しかし響子の黒化は予想外だったなあ。リヒトには何が何だか分かってないだろうから、このままの状態では解決は難しい。どう響子の心に触れていくのか、勇者様のお手並み拝見と行きましょう!