飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ヴァルキリーワークス 4」感想

ヴァルキリーワークス 4 (GA文庫)

〈あらすじ〉
理樹とゆかいな仲間達の日常は、今日も絶賛平常運行中だ。プールにお風呂に学校にと、総食系男子のリビドーは止まることを知らない。
だがそんな日常も、再び現れたヴァルトラウテによって破られるのだった。
背後に暗躍するフードマン、そして理樹に《鋼鐵粉砕》の秘石を託す謎の戦乙女、それぞれの思惑が絡み合う。
二人で一人のヴァルキリーアクションコメディ、怒涛の第四弾!!

こいつらには緊張感が足りない。(褒め言葉)まあ特に理樹に緊張感求めてはいけないのはこれまでの「手の速さ」を見て分かっておりますが。

さて今回はフェル子さん、そして理樹というイレギュラー要素の謎を抱えながら、これといった緊張感もなく日常をお送りします。ケニングを使ったり合体特訓(誤解を招く表現だが理樹は望んでいそうなのでそう誤解でもない)したり、学校デートに水着イベントとどれもこれも理樹が全力で楽しめるものばかりじゃないですかー!理樹大勝利すぎるので、科乃さんの射て頂きたい。

あ、科乃さん。天然のフェル子さんに猪突猛進(いや、馬だけど)の馬子さんに変態理樹というボケまくりのメンツを考えると、常識人の科乃さんの存在は実はありがたかったりするのでは。常識じゃないのはその巨乳だけ!戦乙女なのは非常識でしたそうでした。

増える戦乙女と同じように増える謎に謎。最後には銀髪の新規戦乙女も登場し、物語を荒らしてくれるかな。