飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「エーテル//ギア 02 絶界孤島のロストナンバー」感想

エーテル//ギア 02 絶界孤島のロストナンバー (MF文庫J)

〈あらすじ〉
人と魔術師。《大搾取》により分け隔てられた両者に共存の道はあるのか―――。エルとの一件で、人と魔術師の断絶をより一層思い知らされた水最。悩む暇すら与えられずアレクトリア社に言い渡された今度の依頼は、既に廃棄されたはずの人工魔女、過去最強を破壊すること。魔導組合のエース、朝桐竜史&リリバスのペアと共に僅かな手がかりを元に向かった先は魔製都市の外れにある特殊施設《絶界の墓標》。そこは役目を終えて価値を失った人工魔女たちの墓場だった……。それぞれの思惑が激突し、そこに残されたものとは……。社会の在り方を巡るサイバー叙述詩、第二章!

『エーテル//ギア』楽しみにしていた作品だっただけに残念です。

打ち切り自体は仕方のないことだと思います。商売ですからね、諦めます。でも毎度毎度これといった予告もなく、最終章/エピローグでふわっとした締め方をして、あとがきでさようならを告げられるのは……本当に寂しい。小山タケルさんの次回作を楽しみにしています。