飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「棺姫のチャイカ (10)」感想

棺姫のチャイカ (10) (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
すべての『遺体』が集まり、現世へと復活を果たした<禁断皇帝>アルトゥール・ガズ。明かされた『チャイカ』という存在の意味と、役割。真実を突きつけられ、生きる目的を喪失したチャイカにトールは——。

生きる意味、生きる目的ってそんなに重要なことではないですよ?(虚無)

ラストに近づくこの物語。1巻でチャイカがトールに与えた生きる目的。様々な経験をして、トールは生きる意味を失ったチャイカの心を取り戻す。
これまで敵だったキャラクターたちが軒並み共に戦うものになっているのが面白いなあ。あとヴィヴィ良かったね…ってまだ終わった訳じゃないけど。
しかしフレドリカがここまで重要なキャラクターになるとは思わなかったわ。(笑)