飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「グラウスタンディア皇国物語3」感想

グラウスタンディア皇国物語3 (HJ文庫)

〈あらすじ〉
陸路と海路の両面から、30万という未曾有の軍勢で皇都陥落を狙う大国リジア。その目論見を早々に看破した皇国の軍師クロムは、あらゆる策を講じて相手の兵力を着実に削っていく。一方、皇女ユースティナは皇族が背負いし精霊神シオンを契機に世界の秘密の一端に触れてしまい!? 大国随一の智将と皇国最強の軍師が刃を交える皇都防衛戦、最高潮!!

今回からイラストレーターさんが野崎つばたさんに交代。このイラストなら何の違和感もなく読めます。作品にマッチしてる。

とりあえず言いたいのは「やっぱグラウスタンディア面白え!」です。いやあ燃える燃える。特にカウフマンとライラの因縁…と呼ぶには複雑な感情の行き交う関係。クラウとナターシアも似たような関係になりそうだが、結末は違うカタチになるだろうな。皇国の闇の一端を垣間見て、謎だったリュリュの存在意義を感じた気がする。ユースティナ様かわいい…フィフニスちゃんの可愛さには負けるけど。(笑)

次回はとんでも作戦を立てて有り得ない戦いに挑むクロムにコウソンの活躍が見られそうで期待!