飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (10)」感想

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (10) (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!で始まった、おまえと俺の協定関係。最初は大変だったよな……おまえは見たいって言ってた萌えアニメ「マジキモい」って拒絶するし、俺は企画してくれた模擬デートすらこなせないし、この調子で本当に大丈夫なのかって思ったけど、同人誌作ってコミケで売ったり、本気で劇に参加したり。オタクなことも、リア充なことも、なんだかんだやってこれた。でもその全ては、あの協定あっての結果だったと思うんだ。だから今日は協定関係抜きで、おまえに話そうと思う。俺の本当の気持ちを——。

桃かわいいよ桃。
いやーラブコメってほんと面白いわ。周りからドン引きされるほどのニヤニヤ顔で成り行きを見守っている。このラブコメ、しっかり完結してくれて良かった。

小豆ちゃんルートが外伝で存在しているので、当然の桃ルートですよ。しかしどう二人の距離が縮まるのか。「あれ?これ直輝フラれるルートもあるんじゃね?」みたいな感じになったのは笑えた。小豆ちゃん、桃と直輝を気遣いすぎ。(笑)

でもまさか社会人になって、お付き合いどころか結婚の申込みまでやるとは。そこは凄く良かったなあ。素直にお幸せに…と言いたいけど、色んな女の子を誑かした直輝、絶対に許さない!