飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「クライシス・ギア 5 真相、そして」感想

クライシス・ギア 5 真相、そして (集英社スーパーダッシュ文庫)

〈あらすじ〉
特防壊滅――その報せは日本が重大な危機に陥ったことを意味していた。混乱を極める状況下、緋扇財閥を根絶やしにするべく動き出す、失われし財閥の亡霊「虹ノ原」とセブン。最凶のクライシス・ウェポンをふるう虹ノ原、修羅と化したセブンの前に次々と倒れていく仲間たち。両親を殺害し、妹の運命を狂わせた犯人は誰なのか? 全ての真相が明らかになる時、慎が選ぶのは絶望の闇か希望の光か……!? 揺るぎない焔でその闇を切り開け!! 本能の刃が紡ぐバトルアクション、終焉の第5巻!!

復讐じゃない。
これは、大切な人たちを守る戦いだ。

さようなら集英社スーパーダッシュ文庫。ありがとう『クライシス・ギア』!

貴重な経験をさせて頂いただけに思い入れの強い作品でした。それもあってなかなか最終巻を読み出せずにいたけど……いや、良かった。元々全5巻構成だけあって、キレイに終わったな、と。最初から最後まで「慎の成長」を描いていた。慎の成長と一緒に、彼を囲む人々が引っ張られるように成長していった。1巻と最終巻の表紙を比べると、そこにも成長が見られるような……白井鋭利さんのイラスト、大好きです。

最後に。
このブログで感想を書き、2巻では帯裏にコメント書かせて頂き、去年今年と『このライトノベルがすごい!』に作品紹介記事を書いた。いや、どんだけこの作品のこと書いてるんだよ、俺!(笑)

三上康明先生、お疲れ様でしたっ!!