飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ゆとりノベライズ (2) 」感想

ゆとりノベライズ (2) (まんがタイムコミックス)

〈あらすじ〉
都ゆとりはライトノベル作家。第2作目を3冊で終了させたものの、新シリーズや少女レーベルでの新作が絶好調!
けれど、Web出身の女子高生作家・桜木ミツヒにあっさりと売り上げを追い越されて……?ますます賑やかになったラノベ作家物語第2巻!

2か月連続刊行です。前の内容を忘れる前に立て続けに出てくれるのは嬉しいなあ。リアルなラノベ作家物語……やはりラノベ作家は美少女ばかりなんだ!(目のハイライトなし)

今回から元気一杯の新人ラノベ作家桜木ミツちゃんが投入されます。ゆとりと嵐さんのイチャイチャチュッチュの間柄に割って入ったせいで嵐さんはお怒りですよ。違かった、ただの人見知りだった。ゆとりをお姉さんのように思いながら、嵐さんにはライバル心を抱く。慕われるのは嬉しいけど、「敵」と見られず落ち込むゆとりであった。作家さんからすると、同業者は商売敵だからなあ。とりあえず出版社側は新人作品を人気作品と同じ月に出すのは止めてあげてよ!

ゆとりも売れないままだと話が嵐さんとのチュッチュラブラブ生活に偏ってしまうので、新作が初の重版、そしてドラマCD付きの限定版まで発売されるまでに。しかし売れたのが少女向けレーベルで書いた作品、というのはどうなんだろ。自分がデビューした少年向けではなく、違う作風で評価されるのは複雑だよねえ。でも売れないよりは良いか……(遠い目)

ファンレター。僕は送ったことないなあ。「作品を続けて貰いたいならブログなどで評価するよりも、編集者が直で見るファンレターやアンケートの方が効果的」とは言うし、その通りなんだろうけど、やっぱりハードル高いんですよ。僕は細々とブログに感想を書くことしかできません……。

しかし普段はだらーんとしている嵐さんだけど、真面目モードになると急に格好良くなるのがもう……これが人気作家か!
ゆとりの「これから」、そして嵐さんの「これから」はどうなっていくのか楽しみです。