飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「妹さえいればいい。2」感想

妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫)

〈あらすじ〉
妹バカの小説家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。彼を取り巻く可児那由多やぷりけつ、白川京や義弟の千尋といった個性的な面々も、それぞれ悩みを抱えながら日々を生きている。そんな中、伊月の同期作家で親友・不破春斗の『絶界の聖霊騎士』のテレビアニメがついに放送開始となるのだが――。
妹と全裸に彩られた日常コメディ、第2弾登場!!

「おちん⚪︎んを股に挟んで女の子になるゴッコ」をやったことのない男子はいないと思っています。いないったらいないんです。あと管理人は感想を書くとき、iPhoneを使うことが多いです。ちなみにフリック入力はできないオールドタイプなので、キーボード打ちです。そう、アイフォーンならね!それではどうでも良い書き出しが終わったので以下感想書きまーす!

1巻と2巻の表紙イラストを見ていると、流れを作って描いてるのかなあ、と妄想してしまう。今回の表紙は2コマ目、みたいな。

最初のこのおバカ(褒め言葉です)な展開はもうわざとやってますね!酷すぎて(これも褒め言葉です)吹きました。伊月は頭がおかしい。(これもまた褒めry)

全体的な流れは凄く読みやすくてこの「読み心地の良さ」が前回も言った通り、平坂読さんらしさだと感じてる。ただ「ボードゲーム好きだんだろうなあ」と感じさせる描写、というかまるまる1章使ってのプレイを読むのが辛い。ボードゲーム自体には興味があるのだけど、他人がやっているのを見る(読む)だけなのは、どうも「楽しそう、羨ましい!」が先行してリア充見てるの辛いになってしまう。個人の感じ方ですが。

春斗の作品がアニメ化……例えば好きなラノベがそんな扱いになったら凄くガッカリするだろうなあ、と思ったがあんまりラノベ原作アニメを見てなかった。原作さえいればいい……特に思ってもないことだったけど、タイトルとかけてみたくてあえて書きました。「自分の子供」といってもいい自分の作品がこんな扱いをされてしまう大人の都合を駆逐したいです。そして大人の都合という巨人に喰われてしまうまである。

フラグ。ビンビンに立ちましたね。春斗が宮に、ねえ。最後に爆弾を炸裂させるのはお家芸ですな。次回の展開も楽しみです!