飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

飼い犬にかまれ続けて
勝手気ままにライトノベルの感想を書きます

「異世界家族漂流記 不思議の島のエルザ」感想

異世界家族漂流記 不思議の島のエルザ (ダッシュエックス文庫)

〈あらすじ〉
大学受験に失敗し、家族で行く合格お祝いの海外旅行が残念旅行になってしまった真城蓮。兄想いの妹、理彩の提案で、願いが叶うといわれる岬で朝日を拝むことに。ところがそれは、異世界への扉を開く鍵だった。蓮たちが出会ったのは、ぼろぼろの鎧をまとった美少女。粗末な岩屋に一人で暮らす彼女に助けられ、勝手のわからぬままに、原始的な生活を強いられる。そこで真城家の5人が見たのは、地球にはあり得ない動植物と魔法の存在。一年生になるはずだった蕾を支えつつ、出会った少女をエルザと名付けて家族は逞しく歩き出す。剣と魔法の異世界アットホームほのぼのサバイバル、ここに開幕!

『はてな☆イリュージョン』に続き、ダッシュエックス文庫にて松智洋さんが贈る新シリーズになります。ダッシュエックス文庫は一周年なんですね。

海外旅行先で嵐に遭い、見知らぬ島に流れ着いた長男・真城蓮を始めとする一家5人。しかもその島はただの島ではなく、明らかに地球とは違う場所……異世界の不思議な島だった。その島のたったひとりの住民である美少女・エルザに助けられ、何とか日々を生き延びていく。一体ここは何処なのか? エルザは何者なのか? 自分たちはこの先どうなってしまうのか? 疑問符だらけの真城一家のサバイバル生活がこうして始まった。

良くある質問で「無人島に何かひとつ持っていけるとしたら何を持っていく?」に対する僕の答えは「予備のメガネ」です。メガネ野郎がメガネを無くして生活はできません。心配なので予備のメガネを持って行かせてください。メガネは生命線やでえ。

いやメガネの話はどうでもいいので感想。大学受験に失敗した長男・蓮、しっかり者の妹(高校生)・理彩、小学校に上がる予定のかわいい末妹・蕾、医者の寡黙な父親・剛史に、料理上手な美しい母・美野里という構成の真城一家が、剣と魔法のファンタジー世界の島に漂流する設定。これって在り来たりなようで、実はそうでもないのでは。この危機的サバイバル生活を余儀なくされる状況下でもほのぼのとしたアットホーム空間をしっかり作り上げている感じに笑ってしまう。

正直、この物語の雲が晴れて先が見えてくるようになるのは終盤近くなってから。それまでは異世界の美少女エルザとは話が通じず、真城一家の置かれている状況が分かりません。エルザが一体何者で、ここが一体何の島なのかが判明してからが本番というのか。また優秀な家族たちの中で劣等感を抱く蓮が、この物語でどんな役割を果たして行くのかも注目すべきポイントです。

あ! あともうひとつ重要なポイントが!
口絵で乳首が見れます。