飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆」感想

ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆 (電撃文庫)

〈あらすじ〉
君は世の中が間違っていると思ったことはあるかい? もし不満があるなら君は反逆しなければならない。だが気をつけなきゃならないのは、君の行動でとても迷惑する人が出ることと、このぼく、ブギーポップに殺されてしまうかも知れないってことだ――統和機構内部の勢力争いに巻き込まれてしまった織機綺と谷口正樹。若い恋人たちに科せられた試練は、自分自身をも裏切るいびつな心の影と直面することだった。お互いのためと考えながらも、決断できない弱い精神が二人を苦しめる。その中で浮かび上がってくるのは、かつて世界を滅ぼしかけた危険な呪いと、己を見失った人々の混乱した焦燥――思考に潜むオルタナティヴ・エゴという罠から、綺たちは脱出して正しい道を見出すことができるだろうか……?

もしかしてブギーポップの感想書くの初めて、になるのか。ここ最近のブギーポップは「らしさ」がなくてどうにも心が湧き立たなかったのだけど、久しぶりに「らしさ」を感じられる話で良かった。

主要キャラクターもお馴染みだっただけに楽しく読めたなあ。本当に久しぶりだ……ブギーポップが活躍するのを読んだのは。あれ? ブギーポップ活躍したよね?(真顔)

この感じで続けていただけるといいのだけど。